理事長挨拶
  平成29年10月12日に開催されました理事会におきまして、長谷川克理事長の後を引き継いで若輩ながら新理事長に就任いたしました橋本善之です。ラジコン業界等にも精通していない一介のラジコンマニヤの私には重責に耐えないところです。しかしながらご推挙いただいた以上は関係各位のご支援とご協力を賜り、与えられた責務が全うできるよう邁進するつもりでございます。今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、最近のラジコン模型を取り巻く状況は時代の移り変わりとともに大きくその姿を変えてきました。少子高齢化の伸長やラジコンマニヤのニーズの変化、ドローンの出現。そのような中、関西模型クラブ連合会は先人が築いてこられた歴史と功績を深く胸に刻み込み、時代の変化に的確に対応した運営を積極的に推進する必要があります。

 私が関西模型クラブ連合会(KMA)の生い立ちをお話しするのは大変おこがましいことですが、終戦後間もない1949年(昭和24年)に故小川重雄氏や故大谷演慧氏により関西国際模型飛行機倶楽部「KIMAC」が設立されました。物資等が大きく不足する終戦後間もない時期にあっても、常に大空に賭ける夢を抱き続け奔走されたそのお姿を想像すると、そのご努力に対し心から感謝と敬意を表したいと思います。

 そしてその後幾多の試練を乗り越え1954年(昭和29年)にKIMACを発展的解消し関西各地の模型飛行機クラブを統括する団体として現在のKMAがスタートしました。そして2013年1月23日にはKMAを一般社団法人化し現在に至っております。
 したがいまして法人格を取得し社会的地位を確立したことで、その後のKMA活動に確固とした基盤を築き上げました。しかし一方で法人としての社会的責任も求められます。我々は法人としての立場を十分認識し責任ある行動と活動を進める必要があります。

 KMAは常に「不易流行」の精神で世に大きく羽ばたく存在でありますように、KMA各部門を始め加盟クラブ並びに賛助会の皆さまのご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げ理事長就任に当たりましてのご挨拶といたします。

平成30年1月28日
                    一般社団法人・関西模型クラブ連合会
                            理事長   橋本善之

|トップページに戻る|