KMAオフロードグランプリ競技会


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 3月11日、KBCUバギーランドにてKMAオフロードグランプリが開催された。
 予選は、第ニラウンドで、好タイムを出した大野選手が2位以下に6秒以上の差をあけてTQを獲得した。
 決勝レースCメインは、石原選手が先頭に立ち、これを藤田選手、津村陽祐選手が追いかける形となった。しかし、藤田選手は転倒やコースアウトを繰り返して、トップ集団から、徐々に遅れをとった。そして、石原選手、津村陽祐選手が互いに順位を入れ替えながらの走行を続けていたが、石原選手が1度目の給油の後にノーコンにより、あえなくリタイア、代わってトップ津村陽祐選手の後を藤田選手が追いかける形となったが、トップとの差は大きく開いていた為、津村陽祐選手が1位でフィニッシユ。2位に藤田選手、初参加の福本選手が3位にはいり、この内の上位2名がBメインヘ勝ち上がった。
 Bメインは、坂上選手を先頭にスタート、後続の混乱の中、トップの坂上選手がいつもと違い、安定した走行でトップをキープ、その後を2位の中村選手、3位の高橋選手が追いかける形となった。1位と2位の差は少なかったものの、3位以下との差が大きく開いていた為、この2名が勝ち上がるかと思われたが、坂上選手が守りに入り過ぎて、徐々にペ一スが落ちた。この隙に高橋選手が急接近し、終盤でそのまま逆転した。そして、レースも終了時間になり、トップでゴールしたのは中村選手で、2位に高橋選手、3位にはゴール直後に坂上選手をかわした津村圭祐選手がはいり、この内の上位2名がAメインヘと勝ち上がった。
 Aメインは、大野選手を先頭にスタートし、第一コーナーで3番手の宮澤選手を中心に多重クラッシユし、トップから大きく離れてしまった。この間に泥谷選手が2位に浮上するが、トップの大野選手との差が大きく、その後も、両者の差が絡まる事無く、大野選手がポールトウウィンを達成。2位に入ったのは泥谷逮手だった。代わって、盛り上がったのが3位争いで、高橋選手と宮澤選手との一騎打ちが展開されたが、これを制して、高橋選手が3位に入った。(レポート・写真:藤田博久)

決勝リザルト

Aメイン
1位 大野敦弘 2位 津村圭祐 3位 高橋章文
4位 宮澤幸彦 5位 才木献二 6位 中村淳一 7位 北條慎治

Bメイン
1位 津村圭祐 2位 津村陽祐 3位 坂上初之助 4位 森本実 5位 藤田博久

Cメイン
1位 福本茂樹 2位 新谷幸彦 3位 坂口成一 4位 石原 隆宏




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左:白熱のレース風景、右:ピットインする車



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左:エキジビション走行のビッグタイヤ、右:KMAメダルを始めとする景品の数々



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左:Bメイン上位入賞者、右:Cメイン上位入賞者



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左:Aメイン1位 大野敦弘選手、中:2位 津村圭祐選手、右:3位 高橋章文選手