<<<HOME
平成14年度KMAスケール競技全国大会


photo_2
伊藤隆紹氏のRYAN Spirit of St.Louis



 4月28日、恒例のKMAスケール全国大会が、葦の新芽が生えそろいだした京都市伏見区のKMA飛行場にて開催されました。

 風も無く暖かな飛行日和に恵まれた会場には、朝早くから自慢のスケール機を持参したマニアや多数の見学者の皆さんが各地から集まり、開会式前から情報交換、親睦の輪が広がっていました。

 午前9時、開会式に始まり、飛行のみを採点する「KMAスケールクラス」、タイムラリーを行う「フライイン」を実施、昼食、デモフライトのあと、JMAクラブマン規定に準じた「クラブマンクラス」、そしてKMAスケールとフライインの2ラウンド目の飛行、と思う存分楽しんで頂きました。

 また、競技の合間には、恒例の実地飛行を見ながらスケール演技の勉強会を実施するなど、充実した一日を過ごし、午後4時、無事にスケジュールを終了、表彰式と協賛各社からの賞品の抽選会を行った後、解散としました。

 なお、競技終了後、KMAスケール委員会を開催、次年度以降の本大会の開催地を検討すること(KMA飛行場では来年度以降、大型機の飛行が出来なくなる可能性が大きいため)、今年の11月3日に神戸ラジコンクラブ飛行場においてスケールフライインを開催する事、を決定しました。なお、このフライインについては詳細が決まり次第、専門各誌並びに当ホームページにて発表致しますので、ご期待下さい。

 それでは、当日の入賞者のお名前と競技の模様をご覧下さい。

KMAスケールクラス
1位 芝山勝利 2位 芝山峰治 3位 岡本順一
クラブマンクラス
1位 仲井昭裕 2位 小泉龍鐘 3位 池田安久
フライイン(タイムラリー)
1位 今安久夫 2位 松井義幸 3位 石原和夫




photo_1



photo_3
今回最も注目を集めた機体のひとつ、兵庫県明石市から初参加の山下一郎氏が持参した超小型ダクテッドファン機、A7B コルセアU。
機体はもちろんのこと、Cox051エンジンで回すダクテッドファンも自作という力作。小型機とは思えないほどの飛びっぷりに会場から拍手が。
このほか、氏が持参した多くの超小型スケール機には一日中マニアの人だかりが絶えなかった。



photo_4



photo_5



photo_6
下段左:KMAスケールクラス、中:クラブマンクラス、右:フライイン(タイムラリー)入賞者の皆さん。