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2006年度KMAスケール競技全国大会






 5月7日に予定していたスケール競技大会が雨で延期となり、6月11日に兵庫県神戸市にある神戸ラジコンクラブの専用飛行場で再開されました。参加者は、ダブルエントリーも含め、41人です。競技種目はクラブマン級とスケール級ですが、同時にフライインも行なって、スケールフアンの方たちに自由フライトを楽しんでいただきました。

 天候は曇り、風が少なく飛ばしやすい状況でした。KMAの関西模型飛行場では大型機は飛ばせませんが、ここでは問題なく飛ばせるため、120級以上の大型機の参加が多く、全体の1/3近くを占めました。スケールでは大型機がいかに人気があるのか、よく分かります。

 競技はスケール級の飛行審査から始まりました。ゼロ戦が3機出場して根強い人気を示します。軽飛行機ではセスナに人気があるようで、やはり3機登場しました。

 次はクラブマン級の飛行審査です。120や180級の4サイクルエンジンやガソリンエンジン搭載機が飛び上がります。なかなか迫力があります。小型機ではOS15LAを積んだ山下選手のゼロ戦が素晴らしい出来栄えと、フライトで注目を集めます。飛行が終わると、静止(機体)審査です。3m離れてじっくり見させてもらって、採点しています。もちろん墜落破損した機体は採点の対象にはならないのです。

 最後はフラィインです。それぞれが自由にフライトを楽しんでいました。午後からは第2ラウンドが行われ、スケール級とクラブマン級は飛行審査があって、2ラウンドの合計得点で順位がつけられました。もちろんフライインも2回目がありましたが、午前中で飛ばし疲れたのか、飛ばした人は2,3人でした。

 表彰式では入賞者にKMAメダルが贈られ、参加者全員には後援メーカーより頂いた協賛品が贈られました。
(文と写真:竹林 悟)


当日の入賞者のお名前はつぎのとおりです。
スケールクラス
1位 芝山 勝利
2位 岡 佳拡
3位 福永 豊

クラブマンクラス
1位 梶山忠則
2位 山下一郎
3位 栗田信吾