2008年KMAパイロンレース秋季全国大会






 9月21日KMA第2飛行場にお越し下さった皆様、ようこそのお運び、厚くお礼申し上げます。
台風13号の通り過ぎた後の秋晴れを期待していたのですが、あいにくの雨等のトラブルに見舞
われましていつもより少ないラウンドになってしまいました。
 今回は、ジュニアクラス10名。セニアクラス7名。25クラス17名のエントリーです。
以下、佐々木 稔委員によりますレポートをお届けします。

  15ジュニアクラス
1位は地元KFCの河本さん、荒れる天気の中をスムーズなラインどりで、見事優勝!

2位は倉田さん(72歳)、アグレッシブなコース取りで、今回誰よりも一番コースを攻めていました、スゴイ!

3位は佐々木 楢雄(70歳)、荒れるレースの中ベテランのうまさで上位をゲット!

今回めまぐるしく変わる天気に翻弄されたか、いつも上位に来る方々はカットに泣いていました。

 私も今回始めて10Jの3点コースを飛ばしたが予想以上にてごわかった!
スピードは手ごろで機体による差もあまりないが、機体は軽くクイックな動きをするので風や修正舵に敏感に反応
、ちょっとでもラインをはずして遠回りすると見事に後れを取る。
かといって最短距離を小回り(三角飛び)させてもターンでスピードが落ちすぎる、スピードを殺さず効率よく飛
ばすのが難しかった・・・・。

  25クラス
1位は地元KFC松井さん、今回絶好調でスピード、コース取りも素晴らしく、本日の25ベストタイムも出し見事優勝!

2位はKFC会長大井さん、松井さんと同ポイントながら1ラウンドめのエンジンがちょっと回りきらずトータルタイムで
届かず、残念。

3位は佐々木 稔、同ポイント多数の中でトータルタイムが少し早くラッキーでした。

 今回天候が不順だったせいか、ニードルセッティングに悩まれた方が多かったようです。
しかし、全体のスピードは上がってきていて、フライトを昨年と比べるとコース取りや舵の打ち方がスムーズになっ
てきているのを見ていて感じます(第2・3パイロンの飛び方は一昔前とは違ってF3Dの飛び方に近づいています)
タイムも全体的に上がってきています、エントリー数も多くこれからも激戦になりそうで楽しみです。


  10セニアクラス
1位は関東より参加の島崎さん、見事なスピードとコントロールで優勝!
2位は田中さんわずかにタイムが届かず惜しい結果に。
3位は鎌野さん素晴らしいフライトでしたがカットに泣きました。

 やはり純レーシングエンジンのサウンドは違います、スピードも素晴らしいのですが、それだけにエンジンとプロ
  ペラの仕上がり具合がスピード差になるようです、製造されていない貴重なエンジンとPCです皆さん大事にしてくださいね。


 お昼の休憩に各協賛メーカー様のデモフライトでK&Sさんとカシオペアさんの癒し系の機体を楽しませていただきました。
 また、来年からKFCでレース開催予定で世界標準のクイッキー500パイロン機のデモフライトがありました。
エンジンはOS 55AX-BE(バイオエタノール)で3点コースをフライト、そのスピードは25と32パイロン機の中間くらい
ですが機体も大きい為、飛ばしやすくまた安価なほぼ完成済のARF(エンジンとメカ以外はすべて入っていて一晩あれば作れ
ます)です。
エンジン・プロペラを一種指定で機体はクイッキー500規定(翼・胴のサイズがキッチリ規定されている)でパイロットの
腕前勝負になる誰でも簡単に参加できて楽しいレースを目指しています。

◎来る10月26日、OSエアーミートでも10機ほど集めての模擬レースが予定されています。時間がある方は、参加&見学に
いらして下さい。

 最後に天気が一日持たず25と10セニアは2ラウンドのみとなってしまいましたが熱いレースを楽しむことが出来ました、
  ぜひ各地の皆様にも世界標準の3点コースの楽しさを味わっていただきたいと思います、ご参加をお待ちしております。

記 KMAパイロンレース委員 佐々木 稔


 当日ご協力下さいましたKFCのクラブの方をはじめKMAの役員の皆様、又、燃料をご協賛下さいました東邦化研蒲l、テク
ニック・ジャパン様、お礼申し上げます。協賛品を頂きました、(株)OK摸型様、三和電子機器(株)様、双葉電子工業(株)様、
(株)テトラ様、ヒロボー(株)様、マルク様、小川精機(株)様、日本遠隔制御(株)様、カシオペア様、どうも有難うございました。
また来年春にも開催したいと思いますので、よろしくお願いします。
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