第36回KMA琵琶湖水上機大会





6月7日、滋賀県高島市新旭町で、36回目となるKMA琵琶湖水上機大会が開催された。参加者はダブルエントリーも含め42名である。関西勢が多いなか、愛知県や石川県、広島県、高知県からの参加もあった。

 天候は、曇りのち晴れで、風が強くて波が高く、うねりもあった。そんななか、9時前にオープン級から競技を開始した。オープン級は、機体の出来栄えと、飛行の実機感で採点されるので、いろんな機体が出てくる。2式水戦の編隊飛行や、ツインマリーナの同時飛行などもあって面白かった。

 次は、中級スタントである。水上スタント機が多いなか、神戸の芝山選手は、フラミンゴ20を拡大した大型機で3位になり、名古屋の中村選手は双発のツインマリーナで曲技をして4位になった。

 初級スタントでも、水上スタント機が多かったが、双発のツインマリーナやピラタスポーターなども参加した。神戸の福永選手はスカイリンボー200というスカイリンボーを2倍にした、大型機を飛行させ、興味を倍増させた。今回は、参加者が多いため競技は1ラウンドで終了した。

 話題の無線機、2.4ギガを使っている人は、参加42機中、20機が装備していて、普及率の拡大が感じられた。

 表彰式では、入賞者にはKMAのメダルが贈呈され、メーカー各社から贈られた、たくさんの協賛品を抽選で配布して解散した。

入賞者:
オープン級 1位 木島浩一、2位 廣田 誠、3位横田英樹
中級曲技 1位 南谷 豊、2位 東 弘文、3位 芝山峰冶
初級曲技 1位 福永 豊、2位 谷本浩行、3位 三原良一、

 入賞者の写真は前列はオープン級、中列は初級スタント、後列は中級スタントです。左から2位、1位、3位の順です。

写真と文:竹林 悟さん