2009年KMAパイロンレース秋季全国大会






9月20日、恒例となりましたKMA秋季パイロンレース全国大会が三重県下柘植のKFC飛行場に於いて開催されました。
ジュニアクラス9名、セニアクラス6名、25クラス16名、Q500BEクラス8名によりますエントリーで白熱したレースが展開されました。
今年より新設されました Oコース(150+30+150)*10 3.3Kmコースで近年行っておりますヒートレースにタイムレースの要素を取り入れた進行で競技会は行われました。

まずはジュニアクラスよりスタートです。このクラスいつも調子を上げている長尾さんに新鋭引っ込み脚装備の中さんがどこまでついていけるか?っと言うところなのですが、長尾さんが3Rで完走ならずで中さんフルマーク優勝となりました。2位山田さん、3位長尾さんです。ベストタイムは、長尾さん1分52秒52でした。

次に25クラスですが、このクラスはメインカテゴリーで強豪ひしめき合う気の抜けないラウンドが続きます。仕上がりの優れたコンポジット機に従来構造機が何処まで迫れるか? 札葉さん製作のドラゴンUは前モデルの前進翼タイプから全縁後退角仕様に変更され楽しみな存在です。又、田中さんのBG25は2.5Kmコースで1分12秒を出され3点コースでもタイムを出されるのが期待出来そうです。競技前半はレースに久しぶりに参加された西堀さんがフルマークで飛び出したのですが、3Rで田中さんと当たり1カットととなりました。ベテランの大井さんはOSエンジンの新型AXを搭載してのチャレンジでしたが、3Rで完走出来ずにポイント外へと沈んでしまいました。結果、1位田中さん、2位西堀さん、3位山田さん、ベストタイムは、大井さん1分36秒15でした。

次はセニアクラスですが、今回もエントリーが少なければ中止にしようと思っていたのですが、やっぱりギリギリ6名の尖鋭たちが集まり、パイロニアンたちの胸躍らすサウンドを響かせてくれました。このクラスは、去年までの3.2Kmコースで島崎さんと田中さんにより壮絶なトップ争いが繰り広げられ、田中さんにより1分14秒56が記録されております。今年のコースでは何処までタイムを縮めることができるでしょうか? 結果は田中さんフルマークで1位、2位東田さん、3位柳原さん、となりました。ベストタイムは田中さんの1分18秒95でした。

最後にQ500BEクラスですが、バイオエタノールエンジンはニードルセットが難しいらしく、うまくエンジンセットされていた方がポイントを上げていたようです。1位島崎さん、2位松井さん、3位大井さんという結果になりました。ベストタイムは島崎さんの1分25秒57でした。

最後になりましたが、当日お手伝いくださったKFCスタッフ及びKMA役員の皆様、ご協賛くださった東邦化研工業蒲l、潟eトラ様、階&S様、ヒロボー梶A双葉電子工業蒲l、マルク様、小川精機梶A日本遠隔制御蒲l、外K摸型様、どうも有難うございました。  (文と写真)KMAパイロン委員会  八木 啓文

また、当日のエントリーリスト及び成績表をPDFで掲載しましたのでご覧ください。