第1回KMAウインタースロープミーティング





歴史のあるKMAの中で常に新しい分野を開拓している「KMAニューカテゴリー研究委員会」主宰の上記大会が、2月28日(日)、兵庫県淡路市のKMA淡路市・貴船模型飛行場で開催されました。

例年なら競技会のスケジュールの入っていない2月の開催ということで、どれだけの人数が集まるか心配していましたがイザ蓋を開けてみると、地元関西を中心に中部、四国など各地から34名もの選手が集まりました。

このイベントのうたい文句「スロープで何でも飛ばそう」ということで、昨年のスケールグライダーミーティングとは違ったメンバー、機体が集まりました。その一方で、昨年末のスケールグライダー大会に来られた方で今回も参加された「リピーター」もたくさんおられ、この淡路・貴船でのスロープソアリングが早くも定着してきたかと喜んでいます。

さて気になる天候と風の具合ですが、前夜の大雨もすっきりと上がり、朝日の差し込む中受付開始。飛行開始時の風は斜め右からとなる北風で少し肌寒かったですが、昨年11月のスケールミーティングの烈風?を思えば全く問題なく、皆さん次々と瀬戸内海に向けて発進しておられました。

時間が経つにつれ条件はどんどん良くなり、お昼前からはほぼ真正面といえる北西の風、気温も上昇してあちこちにサーマルも発生し見上げれば(見下ろせば)いつの間にかたくさんの機体が飛び交っているという状況になっていました。更に今回は滑走路上の気流も良く、大型スケール機やシャーレ翼の高性能機がフラップ、スポイラーを使ってきれいに着陸するシーンも多く見られ、スロープと滑走路を併せ持つというKMA淡路市・貴船の面目躍如というところでした。

純競技グライダーからスケールジェット機、大小のスケールグライダー、そして軽量小型サーマルグライダーまで、まさに何でも飛ばそうという今回の企画どおりバラエティーに富んだ機体がひっきりなしに飛び交いましたが、午後3時にいったん終了、最後はお約束のじゃんけん大会で盛り上がり、散会としました。

ところで、常に「なんかオモロイもんないか」と新企画をどん欲に?開拓しているKMAニューカテゴリー研究委員会(駒宮康隆委員長)では、今年の夏、このKMA淡路市・貴船模型飛行場でまた新たなイベントを計画中です。内容は?「夕刻に受付」ということで想像してください。イベント内容の詰めのほか地元地区との調整などを行ったあと、正式開催が決定すればこのホームページで詳細を発表致しますのでご期待ください。

協賛社:(株)OK模型、カシオペア、トップモデル(順不同)
取材誌:ラジコン技術
(文:山本修造、写真:山本郁夫、伊東卓美、山本修造)

・当日の模様はこちらにたくさんの写真と共にに掲載していただいております。
こちらにもに掲載していただいております。
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