KMAスケール競技&フライ・イン全国大会





2010年KMAスケール競技春季全国大会
2010年6月9日 竹林 悟
5月9日、兵庫県淡路市にあるKMA淡路市、貴船飛行場において、KMAスケール大会が開催されました。参加者は、スケールフライト級に19名、スタンドオフスケール級に5名、フライインに16名、合計40名です。天候は薄曇ですが、風が少なくまずまずの飛行日和です。
 競技はスケールフライト級から始まりました。このクラスはスケール機なら、自作、市販完成機を問わなくて、簡単な演技と実機らしい飛行振りを採点するので参加しやすく、スケール競技の入門クラスと言うところでしょう。
参加機は単葉機や複葉機、第1次、第2次大戦機などがあって、セスナなどの民間機も加わっています。動力もエンジンや電動があって賑やかです。
渡辺智久選手は、OS-FS52を積んだセスナを安定よく飛ばし優勝しました。
ベテランの角田 忠選手は、大型パイパーカブを実機らしく飛ばして2位になりました。毎回、小型スケール機で出場する山下一郎選手は、25クラスの飛燕を戦闘機らしいスピードで飛ばし3位に入りました。
KMA長谷川会長と、岡本順一委員が待機場でスタンドオフクラスの機体審査をし、採点しています。それが済むと飛行審査です。規定の飛行演技を、伊藤隆紹、島田 穆、芝山峰冶KMA委員が採点します。OS15LAを積んだ山下一郎選手のゼロ戦が圧倒的な静止点で優勝しました。飛行点1位だった久保昭博選手は2位になりました。OS-FS120を搭載したゼロ戦を飛ばした高木選手は3位でした。
 最後はフライインです。16名の人達がいろんな機体を次々と飛行させ、時間いっぱい自由フライトを行ないました。
閉会式では入賞者にKMAメダルを贈呈し、協賛各社から戴いた協賛品を抽選で全員に配布して終了しました。


入賞者:
スケールフライト級   1位 渡辺智久、2位 角田 忠、3位 山下一郎
スタンドオフスケール級 1位 山下一郎、2位 久保昭博、3位 高木秀紀

               以上

当日の参加者、参加機のデータはこちらです(データ提供:橋本 実スケール委員長)