2010年KMAコントロールライン春季全国大会


5月15日参加の皆さん


5月16日参加の皆さん

5月15〜16日に京都市伏見区のKMA関西模型飛行場においてコントロールライン大会が開催されました。
15日はノスタルジアと小型機のF2B曲技で、参加者は28名です。天候は晴れ、風も少なく絶好の飛行日和です
ノスタルジアは1979年以前に設計された機体で、エンジンも2スト46以下と決められていて、参加者の
年齢もノスタルジアらしく45歳から60歳くらいです。昔のUコン少年がそのまま成長したようです。
25以下の小型機も参加者は14人です、1位の末松選手は6.500点をたたきだし、2位以下の5.300点台を
大きく引き離して、小型機でもここまで出せるぞ、と言うことを示しました。
午前中第1ラウンド、午後第2ラウンド、合計2ラウンドです。中にはノスタルジアと小型機を掛け持ちの
選手もいて、1日に4ラウンド飛ばすと疲れるなー、と言っていました。

16日はメインのF2B曲技オープンです。関東から九州まで有名な選手がずらりといて、緊張感は日本選手権
並です。天気は晴れですが、風は昼前から強くなりました。
参加選手は39人です。やはり第1、第2ラウンドの合計点で順位が決まります。動力はエンジンが多い中、
電動も12機参加しています。電動は騒音が少ない、燃料で汚れない、出発時の助手が不要だ、などの利点が
ありますがなかなか普及は進まないようです。
競技結果は1位が埼玉県の横山 満、2位、愛知県の村田浩司、3位埼玉県の大畑啓美選手でした。電動で頑
張った福井県の能米昭一郎選手は4位になりました。彼は世界選手権の経験者でもあるので、世界戦で電動
が好成績を収めているのを見て電動に切り替えたそうです。
競技は4時に終了、表彰式では1〜3位にはKMAメダルを、4位から6位には表彰状が贈られました。優勝した
横山選手の息子さんも初出場して16位になり、彼は最年少優秀者ということでKMA前会長の大谷演慧杯を
手にしました。

成績 :
F2B曲技 ノスタルジア級 1位 原 誉祠、2位 末松茂樹、3位 植松正成、
F2B曲技 小型機級 1位 末松茂樹、2位 佐藤哲司、3位 中山英生、
F2B曲技 オープン級 1位 横山 満、2位 村田浩司、3位大畑啓美、4位 能米昭一郎、5位 増田昭三
大谷演慧杯:横山和哉

以上

                                           (文、写真:竹林 悟)