第38回KMA水上機琵琶湖大会




6月20日に滋賀県高島市の琵琶湖湖岸において第38回KMKA水上機大会が開催されました。
          
競技種目は初級曲技、中級曲技、オープン級の3種目です、参加者はダブルエントリーを含め43名になりました。

天候は曇り、無風で、湖面はべた凪です、水上機には最高の条件です。

競技は初級曲技から始まりました、曲技種目は、宙返り、ロール、タッチ&ゴー2回と言う簡単なルールで、
しかもべた凪状態なので皆さん上手にこなしておられました。
しかし、さすがに1位から4位まではシーハンターやシーダートといった曲技機が占めました。

次は中級曲技です。曲技は少し難しくなってナイフエッジやキューバンエイトや背面飛行などがあります。
ここでも曲技機が優勢でしたが、6位の芝山選手はOS-BGXを搭載したスカイリンボー×200%という大型機で
豪快な演技を披露し大きな拍手をもらいました。

昼休みにはカシオペア社の加藤弘志さんの新作機と、高知から来られたヨシオカモデルの吉岡嗣貴さんの大型機ビンゴ、
ドットのデモフライトがあって観客を喜ばせました。

次はオープン級ですが、その頃から風が強くなり、波が高くなって、最悪の条件になりましたが、せっかく琵琶湖まで
来たんだから飛ばさない手はないだろう、と勇気のある選手が次々と離水に挑戦し、上手く離水する選手や転覆する
機体などがあって、観客をはらはらさせました。そのうちに飛ばす人が居なくなって大会は打ち切られ、終了しました。

閉会式では入賞者にはKMAメダルが贈呈され、全員に協賛メーカーからの参加賞が贈られました。

入賞者
   初級曲技:1位 石垣良弘、2位 鈴木信介、3位 車田晴夫、
   中級曲技:1位 三原良一、2位 東 弘文、3位 中村徹雄、
   オープン級:1位 仲井昭裕、2位 車田幸治、3位 芝山峰冶、

(文、写真:竹林 悟)