第1回KMA淡路ナイトフライトミーティング


 

7月10日、KMA初の試みとしてナイトフライトミーティングを開催しました。

場所はKMA淡路市・貴船模型飛行場、私有地内の飛行場ですが静かな集落に近い場所での夜間行事と言うことで、事前にニューカテゴリー委員会役員が地元淡路警察署、地区消防団、地区自治会、飛行場のある造成地を管理する土地管理組合、老人ホームあわじ荘などに催しの趣旨と安全、騒音対策などの説明を行い、ご理解を得た上での実施です。

恐らく夜間飛行だけに絞ったイベントはあまり例がないということで、どれだけの参加者があるか心配しましたが、何と13人の勇気ある?マニアが20機近い機体を持参してKMA初のイベントを盛り上げてくれました。

集まった機種はモーターグライダーやファンフライ機、電動スポーツ機などの電動モデルが大多数を占めましたが、ヘリやエンジン機も加わり多彩なラインアップとなりました。

今回のイベントの目的の一つである夜間飛行のノウハウ収集という意味で興味のあった照明方法ですが、定石どうりLED(発光ダイオード)を機体各所にちりばめた「パチンコ屋タイプ」(名古屋パチンコ仕様はLED136個ちりばめてました!!)、主翼や尾翼の中にLEDを仕込んで光らせる「あんどんタイプ」(守山ラブホ仕様?)、実車用高輝度LEDバンドで要所要所を棒状に明るく目立たせて曲技飛行での激しい姿勢変化でも機体を見失わないように考慮した「大阪通天閣タイプ」、強力なパワーLEDで自分を照らす「セルフ・ライトアップタイプ」、そして目からウロコの「100均・光りん棒貼っただけタイプ」などさまざまなアイデアと苦労が見受けられました。

スケジュールは午後3時受付、朝から有志の皆さんで草刈をしていただいた素晴らしい滑走路で日没にかけてテスト飛行と慣熟飛行を行い、午後7時15分の日没あたりから点灯飛行に移りました。当日の天候は曇り、ほぼ無風、月齢27の闇夜というナイトフライトを行うには文句の無い条件が揃いました。

薄暮から暗くなるに従い、周囲の明るさに応じておのおの自分の判断でフライトを楽しみ、8時を過ぎてからは我こそはと自信のあるフライヤーが真っ暗闇の中で美しい光跡を残して華麗なフライトを行い、ギャラリーと一体になってファンタスティックな情景を楽しみました。

ほぼ予定どおりの午後9時過ぎ、全く事故も無く無事に飛行を終了、全員大満足で早くも次回の開催をリクエストされるなど、ニューカテゴリー委員会の当初の予想を遙かに超えた新鮮さ、楽しさを満喫出来た催しとなりました。

最後になりましたが、当日朝早くから飛行場整備をしていただいた有志のかたがた、今回の開催にご理解を頂いた地元諸団体のかたがた、そして協賛いただいたOK摸型様、カシオペア様に心からお礼を申し上げます。    (文:KMA 山本修造














当日の模様や動画はこちらこちらにたくさん掲載されていますのでぜひご覧ください。