第39回KMA水上機琵琶湖大会






9月26日 滋賀県新旭町の琵琶湖湖畔で、KMA第39回水上機大会
フライ・インが開催されました。

7時ごろから駐車場にいつもの顔ぶれが姿を見せ始め8時ごろにはほぼ全員
が集まりました。

湖面は昨日の低気圧通過が尾を引き、若干波立っています。しかし、風は
弱く、離水には支障ないと思われます。さらに風の方向が対岸からで
万が一エンストしても戻ってきそうで、その点安心です。

今日はフライ・インのみで、ダブルエントリーを含め17名です。やや
寂しい参加人数ですが、その分、時間・回数ともゆっくりと飛ばせそうです。
幸い、湖面も風が弱まったせいか、波もわずかで、ベストコンディションに
なってきました。

まず、島田委員長の挨拶で開会し、全員で記念撮影、その後1番機がスタート、
大財氏の電動機が勢いよく離水し、軽やかに飛びました。1ラウンド目は1機
づつ、ゆったりと飛ばすことにしました。常連の最高齢、田井氏は2機とも珍
しくエンジン機でした。また、舞鶴から参加の国山氏は複葉単発機、4発機の
2機参加でしたが、4発機のエンジンが調子悪く離水時に小破で回収船のお世
話になりました。

2ラウンド目がスタートした11時頃には、そよ風で湖面はなぎ状態に、各
参加者は思い思いのフライトを充分楽しみました。2時半頃には皆さんが満足
して飛ばし終えたところで、協賛品の抽選と閉会式に移り、来年の40回大会
での再開を約束して解散しました。

写真と文:KMA水上機委員 橋本 実
当日の参加一覧データはこちらからご覧下さい(PDFデータ60Kb)



(左)国山氏の九四式水上偵察機 (右)湖面をゆっくりスタートする湯川氏のターミネーター




(左)仲井氏の自作ルンプラー複葉機  (右)離水する谷崎氏のカナディアcl-215




(左)谷崎氏のカナディアcl-215  (右)両脚が引込みカバーも閉じた状態.




(左)同じく脚を引きだしたところ。着水後、水中で脚を出して上陸する  (右)湯川氏はターミネーターで




(左)稲葉氏のオリゾン90(テトラ製絹張り仕上げ)補助するのは橋本委員(右) 国山氏の海上自衛隊救難艇




(左)勝氏のミスニューオリンズ25(自作)の機体  (右)最高齢田井氏のボストン40、エンジン調整




(左)優雅フライトの仲井氏と見つめる仲間  (右)大財氏のEPレインボー




(左)村上氏のツインマリーナ  (右)抽選を行った各協賛品