第40回KMA琵琶湖水上機大会





6月12日KMAの水上機大会が、例年の会場である琵琶湖湖畔、旭風車村の近くで開 催されました。

初級〜6名、中級〜10名、オープン級〜18名の総勢34名のエントリ ーです。
今年は梅雨入りが早く6月に入っても雨が続いており、当日の天気も心配され ましたが、あんなに強く降ってた雨も、前日の土曜日の午後から上がり、吹いて いた風も、朝には収まり、本当に関係者の行いが良いとしか思えない、良好な コンディションになりました。
ただ、午後から降りだすとの予報で、昼食休憩を取らずに連続で競技を進めるこ とで、参加者の了解を得、島田大会委員長の挨拶でスタートしました。

競技は初級の部から6名の選手が8種目の競技に挑戦、続いて中級の部10名の選手 が10種目の競技に挑戦しました。
大会役員・選手の協力もあり、事故もなく11時 前に競技のほうが終わりました。

続いてオープン級のフライトです。天気次第で は2機づつのフライトも考えましたが、空の状況も大会を応援してくれてますの で、1機づつ、フライヤーの思いのままに飛ばしました。
オープン級は人気投票 により順位を決めます、いかに観客を引きつけるフライトが出来たかが、問われ ます。したがって、人気の機体には自然と皆さんの興味が集中、タッチアンドゴ ーが綺麗に決まると、拍手が沸きます。

18機のフライトも穏やかな水面と風、 曇り空ではありましたが、雨もなく全て演技が終わりました。
時間は午後1時過 ぎ、その後、採点結果を集計し、13時半から表彰式に移りました。

表彰式のあ と、東日本大震災 被災者への義援金をお願いし、ジャンケン大会、オークション などで多額の義援金を頂きました。
島田委員長が責任をもって新聞社厚生事業団を 通じて震災被災者へ送金するとの報告を行い、本大会を閉会しました。

入賞者は下記のとおりです。
<初級の部> 優勝〜湯川氏、準優勝〜塚本氏、第3位〜鈴木氏
<中級の部> 優勝〜角田氏、準優勝〜稲葉氏、第3位〜樋口氏
<オープン級>  優勝〜曽我氏、準優勝〜塚本氏、第3位〜南谷氏 
  
  報告KMA水上機委員 橋本(2011年6月15日)

参加機のデータはこちらです

競技に先立ち目慣らし飛行の加藤氏
飛行解説はベテランの木島氏が担当

カルマート40(OSFS26)で初級に参加の小野田氏 アラジンLT(OS32)が離水ー操縦は塚本氏 

ベテラン長老の田井氏はボストン(OS402c)で参加 ベテラン長老の田井氏はボストン(OS402c)で参加


真剣に中級のジャッジを行う、左から橋本、加藤両氏

スタートで力の入る日比野氏、機体はシーハンター


遠路九州は宮崎市から中級に参加の樋口氏、助手は奥様

ビギンザビギンで参加の塚本氏、助手は稲葉氏


オープン級優勝の曽我氏、機体はエントリッヒ タウベ

ベテラン国山氏の大型機ニューオリンズ飛行艇(OS91S)


サボイア(サイトー91)の離水、操縦は石垣氏

仲井氏の大型ガソリン機PT-19(ゼノア26cc)が離水へ.


優雅なフライトを見せるパイパーJ3カブ(OSFS91SP)操縦は
ベテラン栗田氏

優雅な飛行を終え無事帰還のエントリッヒタウベ(OSFS91SP)
操縦は曽我氏


義援金を入れるテトラの山原氏。有難う御座います!

初級入賞者左から2位塚本氏、1位湯川氏、3位鈴木氏


中級入賞者左から2位稲葉氏、1位角田氏、3位樋口氏

オープン級入賞者左から2位塚本氏、1位曽我氏、3位南谷氏