2012年KMAコントロールライン春季全国大会


5月19日参加の皆さん


5月20日参加の皆さん

 5月19〜20日において京都市伏見区にあるKMA飛行場において、2日に渡り競技会を開催致しました。
 19日の早朝6時までの名神高速道路集中工事による通行止めがあり、参加者への影響を懸念致しましたが、
蓋を開けてみると申込者のほとんどの参加を賜り、開催者一同安堵いたしました。
 天候は19日は20〜26℃、晴、微風で飛行日和となり、20日は20〜23℃、曇り、東風〜3m、時に
は4mとやや飛行に不利な天候となりました。
 参加者は、19日は延べ41名、20日は昨年25名が西は福岡県、東は栃木県と遠方より参加いただきました。

 19日は、F2Bノスタルジアスタント、F2Bプロフィルスタント、小型2種競技、風船割りの4種目を行い
ました。
 微風独特の風の方向が定まらない一日で、各選手、ジャッジ泣かせの一日となりました。
 F2Bノスタルジアスタントは、やはり常勝の原選手が強く7連続優勝を決めました。
 F2Bプロフィルスタントは、清水選手が、1、2フライト共1位の安定した飛行により優勝となりました。
 風船割りは、この競技に命を懸けていると思われる中林選手執念で優勝を勝ち取りました。

 20日は、メインのF2B オープンスタントになります。
 参加選手は若干少なめですが、日本のトップフライヤーのほとんどの参加があり、色濃い競技会と成りました。
 朝から風の方向は東風と一定しているのですが、風速が強く各選手はエンジン、モーターセッティングに苦労
されていました。
 早朝と後半では、風の影響はありましたが、さすが上位の選手はしっかり順位を確保していました。
 ローカルルールとして、2回のフライトの合計の上位8名の決勝飛行により順位を決定する方式を取りました。
 優勝者は、この競技で念願の初優勝となった末松選手でした。
 末松選手の優勝、それに常連の横山選手、村田選手、能米選手、西野選手・・・・・と続いていました。
 決勝に残ったトップ8人は、誰が優勝してもおかしくありませんでした。
 一昨年初出場で今回10位となった14歳の横山和哉選手の弟の横山滉樹選手10歳が今回デビューしました。
 荒削りですが上がることのない演技は将来楽しみです。
 今回のF2Bオープンの電動化は8名で、西高東低でした。

 今大会では、東日本大震災義援金、竜巻義援金の募金箱を設け、募金やオークション代金の一部を合わせて、
11.244円が集まり、KMAとして各方面に寄付させていただきました。皆様のご協力を感謝いたします。

成績
F2Bノスタルジア 1位:原 誉祠 2位:佐藤哲司 3位:末松茂樹
F2Bプロフィル  1位:清水英敏 2位:吉田 巧 3位:植松正成
小型2種競技    1位:吉田 巧 2位:清水英敏 3位:北野秀明
風船割り      1位:中林克夫 2位:塚本賢治 3位:植松正成
F2Bオープン   1位:末松茂樹 2位:横山 満 3位:村田浩司
                       (文、写真:河野眞明)

19日の成績一覧表はこちら(PDFファイル86KB)
20日の成績一覧表はこちら(PDFファイル81KB)



風船割り 植松選手

ミーティング

大塚選手

能米選手、引っ張りテスト中

横山和哉選手

清水選手

蓑田選手

ウイングオーバーに入る北野選手

F2Bオープンは2サークルで演技

比気選手 ノスタルジアスタート

横山満選手 F2Bオープン スタート

能米選手 F2Bオープン スタート

飛燕での出場者と設計者の竹林さんを囲んで

横山滉樹選手 10歳

19日のジャッジ、乾氏、九留島氏  

吉川氏、堀内氏

20日のジャッジ、山崎氏、吉川氏

原氏、乾氏

19日入賞者

F2Bオープン 入賞者