2014年(平成26年)4月26、27日の2日間にわたり2014年度F3A日本選手権関西予選&オールジャパン関西予選がKMA淡路市岩屋模型飛行場にて行われました。 本飛行場は4月23日に開港式典が行われて後、初の大会となりました。 昨年の選手権にて羽根田選手がシード入りを果たし、関西では枠がひとつ増えています。そこへ今年は26名の参加をいただき、日本選手権予選通過の4枚の切符とオールジャパンの6枚の切符とを狙って、熱戦が繰り広げられました。 2日間とも天気には恵まれましたが、午後からは強風が吹きはじめ、本部の1つのテントが吹き飛ぶほど吹くときもありました。飛行順のくじ運があったかもしれません。しかし上位のフライヤは風がないような飛びを披露していました。パワーソースは電動が24名、エンジンは2名と電動化の波は避けられないようです。 第一ラウンドでは坂本選手がトップを取り、2位は選手権出場経験を持ち、久々の出場となった金森選手、3位に林田選手、4位に躍進著しい桝田選手、5位には森本選手、6位にベテランの田林選手が入ってきました。 第二ラウンドでは林田選手が1位となり、2位には坂本選手、3位に桝田選手、4位に昨年選手権に初出場した山崎選手が入り、5位に金森選手、6位に白椿選手となり、混戦の模様を呈してきました。 2日目の第3ラウンドで決着する非常におもしろい展開となりました。第3ラウンドでは午前中は穏やかな風でしたが、午後はやはり風が強くなってきましたが、1日目ほどではありません。上位6人の中で、誰が本選の切符を手にするか、わくわくする2日目が始まりました。坂本選手と林田選手との1位争いは2人とも甲乙つけがたい気合の入ったフライトです。 結果は同得点となり、得点の良い2ラウンド合計では2000点の同点となり、捨てラウンドの得点が高かった坂本選手が1位となりました。3位には桝田選手が躍進し、4位に金森選手、5位には2、3ラウンドで盛り返した山崎選手がすべりこみました。5位にはこれまでの最高位を獲得した森本選手、6位に選手権出場経験をもつ田林選手がはいりました。 4位の金森選手が辞退したため、日本選手権の切符を手にしたのは、1位:坂本選手、2位:林田選手、3位:桝田選手、5位:山崎選手、補欠には森本選手、田林選手という結果になりました。 オールジャパンは上位から桝田選手、山崎選手、森本選手、田林選手、三間選手、今村選手の6名が予選通過となりました。 ジャッジからP15の攻略はまだまだなので、本線までに練習を重ねて、ぜひ活躍してほしいとのコメントをいただきました。 今年は多くの方々に参加いただき、また熱戦が繰り広げられたことは関西のレベルアップにとても期待が持てる大会であったと思います。2日間にわたり、78人の採点いただきました吉田さん(石川県)、上田さん(兵庫県)、久山さん(岡山県)、神戸(奈良県)にはこの場を借りて御礼申し上げます。 成績表はこちらからご覧いただけます。 (文と写真:KMA RC曲技委員長 神戸 祥明) |