第46回 KMA琵琶湖水上機大会

全員集合
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6月15日梅雨入りのこの日、例年の会場である新旭風車村近くの琵琶湖湖畔でKMA水上機大会が行われました。

前日は風もあり、波も高かった水面が、朝から穏やかな湖面になり、好条件の大会開催になりました。

エントリーも地元滋賀県はもちろん兵庫・大阪・京都・愛知から水上機のRCファンが集まりました。
いつものメンバーや初めての方も交えて、総勢で23名と今年はちょっと少ない参加者です。

当日の参加データはこちらをご覧ください

さて大会は、島田委員長の挨拶から全員での記念撮影、そして競技の目慣らし飛行を水上機委員の加藤氏に、解説をKMA曲技委員会の神戸委員長に行っていただいた後、まず初級からスタートしました。

初級は7名のエントリーでジャッジは加藤・橋本委員が務め、最初は水上機委員でもある、湯川氏です。最初だから緊張がピークと本人の弁、ジャッジの委員から落ち着いて・・と声掛けが、順調に離水しました。結果は残念ながら入賞出来ず5位、以下順調に演技を行い、7名の演技が終わったのは9時半でした。

休憩の後、中級のスタートです、ジャッジは引き続き同じメンバーで実施。
スタートは神戸RCの芝山氏、自作の4発機でチャレンジです。しかし、途中で演技内容を間違え、大幅に減点、入賞は無理でした。本人いわく、演技を間違えてから焦ってしまって、散々でした・・と。

以下、順調に演技が進み、終わったのが10時半、湖面はなおもさざなみ程度と好条件です。
引き続き、オープンクラスの演技開始、演技と言っても自由に飛ばすのがこのクラスの競技です。自作機あり、スケール機あり、スタント機ありの参加者たちが自由に、かつ見学者にアピールするのも一つの演技です。
最初に常連の栗田氏が電動かしたテトラの二式水戦を飛行、機銃発射音を響かせ低空飛行を行い、観客をあっと驚かせていました。飛行が終わった後、待機場に置くと、皆さん集まってきて興味深々と質問攻めでした。

順調に進んで第1ラウンドが終了したのが11時半、湖面はまださざなみ状態です。
今日は参加者も少なく予定より早く1ラウンドが終了しましたが、琵琶湖は突然の変化で大波になることもあり、競技飛行はこれにて終了とし、昼食をはさんで以降を自由飛行としました。

自由飛行の間、本部で採点の集計、表彰状の作成、協賛品の区分けやらと順調に閉会式の準備が整い、そろそろ式をと思った矢先、参加メンバーの一人がエンジン始動中に指を負傷、病院に搬送される事態が起こりました。

少しざわざわした中で早々に閉会式を行い、「皆さん自宅まで気をつけてお帰り下さい」と委員長の挨拶で大会は終了しました。

今回の入賞者は下記の通りです。(敬称略)
初級;優勝〜山本 昭、準優勝〜越知 敏功、3位〜柴山 賢一郎
中級;優勝〜岸野 敏夫、準優勝〜岡崎 稔、3位〜稲葉 収治
オープン級;1位〜栗田 信吾、2位〜大久保 憲明、3位〜向瀬 浩

   文:KMA水上機委員 橋本実


当日の模様をご覧下さい。
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初級優勝の山本氏の演技飛行

栗田氏の二式水戦

機銃音を響かせての離水
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湯川氏のツインマリーナー
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向瀬氏のシーハンター
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芝山氏の自作4発機
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出番待ちの駐機場の様子
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栗田氏の二式水戦を囲む参加者
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二式水戦を覗き込む皆さん
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演技前のエンジン調整をする松尾氏
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昼休み、神戸氏が曲技デモ飛行を披露
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神戸氏の演技を解説する加藤氏
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顧問の竹林氏が写真撮影を楽しむ(左端)
 
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協賛品及び参加賞の抽選会

 
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初級入賞者
左から2位 越知氏、優勝 山本氏、3位 柴山氏
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中級入賞者
左から2位 岡崎氏、優勝 岸野氏
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オープンクラス入賞者
左から2位 大久保氏、1位 栗田氏、3位 向瀬氏