6月15日梅雨入りのこの日、例年の会場である新旭風車村近くの琵琶湖湖畔でKMA水上機大会が行われました。 前日は風もあり、波も高かった水面が、朝から穏やかな湖面になり、好条件の大会開催になりました。 エントリーも地元滋賀県はもちろん兵庫・大阪・京都・愛知から水上機のRCファンが集まりました。 いつものメンバーや初めての方も交えて、総勢で23名と今年はちょっと少ない参加者です。 当日の参加データはこちらをご覧ください。 さて大会は、島田委員長の挨拶から全員での記念撮影、そして競技の目慣らし飛行を水上機委員の加藤氏に、解説をKMA曲技委員会の神戸委員長に行っていただいた後、まず初級からスタートしました。 初級は7名のエントリーでジャッジは加藤・橋本委員が務め、最初は水上機委員でもある、湯川氏です。最初だから緊張がピークと本人の弁、ジャッジの委員から落ち着いて・・と声掛けが、順調に離水しました。結果は残念ながら入賞出来ず5位、以下順調に演技を行い、7名の演技が終わったのは9時半でした。 休憩の後、中級のスタートです、ジャッジは引き続き同じメンバーで実施。 スタートは神戸RCの芝山氏、自作の4発機でチャレンジです。しかし、途中で演技内容を間違え、大幅に減点、入賞は無理でした。本人いわく、演技を間違えてから焦ってしまって、散々でした・・と。 以下、順調に演技が進み、終わったのが10時半、湖面はなおもさざなみ程度と好条件です。 引き続き、オープンクラスの演技開始、演技と言っても自由に飛ばすのがこのクラスの競技です。自作機あり、スケール機あり、スタント機ありの参加者たちが自由に、かつ見学者にアピールするのも一つの演技です。 最初に常連の栗田氏が電動かしたテトラの二式水戦を飛行、機銃発射音を響かせ低空飛行を行い、観客をあっと驚かせていました。飛行が終わった後、待機場に置くと、皆さん集まってきて興味深々と質問攻めでした。 順調に進んで第1ラウンドが終了したのが11時半、湖面はまださざなみ状態です。 今日は参加者も少なく予定より早く1ラウンドが終了しましたが、琵琶湖は突然の変化で大波になることもあり、競技飛行はこれにて終了とし、昼食をはさんで以降を自由飛行としました。 自由飛行の間、本部で採点の集計、表彰状の作成、協賛品の区分けやらと順調に閉会式の準備が整い、そろそろ式をと思った矢先、参加メンバーの一人がエンジン始動中に指を負傷、病院に搬送される事態が起こりました。 少しざわざわした中で早々に閉会式を行い、「皆さん自宅まで気をつけてお帰り下さい」と委員長の挨拶で大会は終了しました。 今回の入賞者は下記の通りです。(敬称略) 初級;優勝〜山本 昭、準優勝〜越知 敏功、3位〜柴山 賢一郎 中級;優勝〜岸野 敏夫、準優勝〜岡崎 稔、3位〜稲葉 収治 オープン級;1位〜栗田 信吾、2位〜大久保 憲明、3位〜向瀬 浩 文:KMA水上機委員 橋本実 |