「やはり夏の夜はこれに限りますなー」と2014年7月12日 兵庫県淡路市のKMA淡路市・岩屋模型飛行場で、KMAニューカテゴリー研究会が主宰する上記催しが開催されました。 迎えて4回目となるこのイベント、直前に台風が来るとの事でやきもきさせられましたが予想外に早く通り過ぎ、当日は朝から真夏の日差しが照りつける好天となりました。 いつも通り、皆さん趣向を凝らした愛機を持って、早い人は朝のうちから三々五々飛行場に集まり、日の高いうちにテスト飛行やLEDライトの準備に余念がありませんでした。 また会場のあちこちでは情報交換などに輪が出来、それぞれの機体のウンチクを聞くなど、この大会ならではの風景も見られました。 この時期、日没は7時過ぎですが本当に暗くなるのはまだまだ先です。 それでも待ちかねたメンバーが次々とライトを点灯してナイトフライトを始めました。最近のLEDは高輝度タイプが多く、少々周りが明るくても機体は明るく光り輝き本番の美しさを期待させます。。 日没とともに飛行場から見える明石海峡大橋と淡路SAの観覧車もライトアップを開始、周囲もどんどん暗くなってきた午後8時頃、ナイトフライトの雰囲気も盛り上がって来たところで皆さん続々と本番?のデモンストレーションを開始しました。 機体は電動飛行機、エンジン機、モーターグライダー、ヘリとt多種多彩で、それぞれ個性的な光の帯を夜空に描きます。 幸か不幸か上空は雲が多く、月の光も遮られて機体のイルミネーションが描く光の帯が鮮やかに浮かび上がり、フライヤーもギャラリーも真夏の夜のフライトに酔いしれていました。 また、遠景に浮かび上がる明石海峡大橋のライトアップとのコラボも楽しく、過去に貴船飛行場で行った真の闇の中とは雰囲気の異なる、華麗な舞台での飛行となりました。 皆さん、あまりの美しさ、楽しさに時間のたつのを忘れてフライトは続き、結局予定の9時を30分オーバーするまで飛ばし続けました。 心配された事故もなく、全機無事に夜の飛行場からの離発着をこなし、またぜひ次回もこの地で開催をということでお開きとしました。 ・参加者と機体の照明データなどはこちらからご覧ください。なお、データは申込時点のものです。 (お断り) このイベントは 誰でも、何処ででもラジコン模型による夜間飛行をすることを勧めるものではありません。 (社)関西模型クラブ連合会が専用飛行場で、参加者がラジコン保険等に加入していること、無線機は日本ラジコン電波安全協会で認証を受けた製品に限ること、当日参加者の機材、操縦技術等を事前に審査するなど、万全の安全性確保の施策を行ったうえで夜間飛行を実施したものです。 (写真:駒宮康隆、山本修造 文:山本修造) |