2014年KMA RCヘリコプター大会/JAA検定会

全員集合
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 2014年12月7日京都市伏見区のKMA関西模型飛行場で恒例の上記大会が開催されました。

 24節季では大雪のこの時期、暦どおり早朝の宇治川飛行場一帯には霜がおり快晴にもかかわらず最高気温は8℃程度と、極寒のフィールドで各種競技が行われました。

 JAA技能検定に、A級では3人、B級では7人、C級では7人そしてF3Cの競技では11人と総勢28人の参加となりました。12月に入りラジコンにとってはオフシーズンであり、また他の地域でのヘリコプター大会と日程が重なったにもかかわらず、広島県や福井県からも参加していただき終日和やかで和気あいあいとした楽しいひと時を過ごすことができました。

 最近のRCヘリコプターは電動が主流となってきていますが、初級クラスでは小型のエンジン機で白い煙を出しながらホバリングするヘリもあり、その姿はRCヘリ本来の懐かしさを醸し出していると思うのは私だけでしょうか。検定にはA、B、Cの3種目に17人が受験され殆どの選手が合格されました。特にC級は次のステップF3Cに進む登竜門でもあり非常に厳しい審査に合格された選手の皆さんの今後の健闘を期待したいものです。

 また、F3C競技では今年度から大幅に種目が変更されたため選手間では若干の力の差が見られましたが、来シーズンに向かってはますます鍛錬され力の差が拮抗することを願っております。

 今大会は出場選手が若干少なく当初から赤字が予想されたため支出予算を見直し、仮設トイレの設置を見送ることとなりました。これによりKMAから赤字補てんされることなく予算執行ができましたが、一方で選手の皆さんにはご不便をおかけしたことを、この紙面をお借りしてお詫び申し上げます。

 ヘリ委員会としてはまだ検討段階ですが次回以降の大会からスケールヘリ部門も設けてはどうかと考えております。またその他にも「こんな競技を加えてはどうか」といったご意見もお伺いできればと思っております。今後とも一人でも多くのRCヘリマニヤの参加により盛大にKMA RCヘリコプター大会が開催できるよう努めてまいりたいと考えておりますので、皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

(文責:橋本善之 写真:北浦信男)




A級入賞の皆さん
B級入賞の皆さん
C級入賞の皆さん
F3C入賞の皆さん