改正航空法申請講習会


 平成28年3月13日(日)午後2時より2時間の予定で大阪市のホテルアウィーナ大阪において、上記講習会を行いました。

 平成27年12月10日に航空法が改正、施行され、これまで我々が趣味として飛ばしてきたラジコン模型飛行機やヘリコプターも「無人航空機」として、飛行方法や空域について法の定めに従わなければならなくなりました。
 場合によっては国に申請、許可が必要で、違反した場合は最高50万円の罰金が科せられることになりましたが、必要な場合はきちんと申請し、許可を得た上で、ルールを守って飛行すればこれまで通りラジコンを楽しむことができます。

 そのことを理解して頂くとともに、どうすればスムースに許可が得られるのか、その為の申請方法を実例をあげて解説することで少しでも皆さんのお役に立てればという思いでこの講習会を企画、開催させて頂きました。

 当日会場にはKMA加盟クラブ、協賛社、KMA競技委員会メンバー、合わせて21名の皆さんにお集まりいただき、申請の経験、知識が豊富なKMA曲技委員長神戸祥明さんが講師となって以下の内容で講義を行いました。
 1. 改正航空法の概要
改正航空法は、我々が楽しんできた趣味のラジコン模型(無人航空機)とどんな関係があるのかや、どのような場合に許可が必要なのかなどについて解説。
 2. 申請方法について実例をあげての事例解説
ラジコン模型マニア(クラブ)に最も関係がある「地表から150mを超える飛行を行う場合」の申請はどのようにするのかを、すでに申請を終えたクラブからの最新情報も交えて実例に沿って解説。

 上記の講義の後、質疑応答に入りましたが、質問の中身は基本的な事柄から実際の申請時の細かい内容まで多岐にわたり、今回の航空法改正に対する皆さんの関心の高さとその影響の大きさを実感しました。

 KMAでは、今後も引き続き申請に関わる情報の収集に努め、皆さんのお役に立てるよう努めて行きますので、情報提供などご協力をよろしくお願いいたします。

 なお、当日のプレゼンテーション資料はこちらにあります。(PDFファイル621KB)

(文:山本修造/写真:KMA事務局 小西秀樹)