2016年4月17日に標記大会をKMA淡路市岩屋模型飛行場にて開催いたしました。
 前夜から暴風雨が吹き荒れており、開催が危ぶまれましたが、選手の皆さんは8時には来られていました。意気込みが違いますね。雨は降っており、風速は平均10mをゆうに超えて、テントも設営できないくらいです。仕方がないので、しばらく待機となりました。9時くらいになると雨が上がりましたが、風は依然として強いままです。風の予報を見てみると、昼前には弱まるとのことで、もうしばらく待機としました。10時くらいには少し弱まり始めたので受付を開始し、11時前には検定会から開始となりました。でも風は平均10m弱といったところで、かなりな難しさです。
 エキスパートのころには背中からの風が入ってきましたので、皆さん苦労の飛行です。油断をすると、あっという間に離れていきます。離され過ぎて少しやばいシーンもありましたが、皆さん無事に飛行を終えました。合格はMDの櫻本さんお一人という結果になりました。最近、伸長著しい島田さん、桑田さんは少しのミスが後を引いたために、残念でした。風の強い日は怖いですね。全体的に、横風への対応も皆さん上手になっておられます。

 検定が終わって、いよいよ曲技大会です。小生の独断で、ジャッジ4名、演技ごとに上下カット、2ラウンドの素点合計で勝負としました。1ラウンドも落とせない状況として、プレッシャーとさせて頂きました。すみません。
 風は依然強く、ほとんど後ろ風になっています。この飛行場は後ろから吹くと気流がとても悪くなり、水平飛行にて飛行機がかなり揺れるようになります。
 優勝は山崎選手、2位に桝田選手、3位に三間選手となりましたが、上位5名(+今村選手)は、誰もが優勝できる逆転がありそうな展開で眼が離せなかったです。圧巻は最終フライトが桝田選手で、1点差の山崎選手を追う展開となりました。皆さん固唾を呑んで見守ります。しかし、プレッシャーがあったか? 届きませんでした。
 上位の皆さんは強い横風にも風を感じさせない水平飛行を見せてくれますし、演技の面もキープしています。さすがですね。今村選手は2ラウンド目のフライト中、トラブルで失格となりましたが、盛り上げて頂きました。
 大会運営にあたり、ジャッジの上田さん、坂本さん、中田さん、加藤さん、本部では山原さん、藤本さん、羽根田さんには御礼申し上げます。
 次回は10月を予定していますが、飛行場の引越し予定があるため、日程の変更があるかもしれませんので、HPにてご確認をいただけますようにお願いいたします。
 (文と写真:KMA RC曲技委員長  神戸 祥明)
KMA曲技大会の参加データはこちらをご覧ください。

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朝の天気

海の波

風が強く車中で集計

ジャッジの方々

スポーツマンから開始

エキスパートのスタート

検定の様子

バッテリを接続して

離陸スタートです

離陸

力作です

初お目見え

準備ですね

イメージトレーニング

気になるなー

みんな気になる

いつまでもみてしまう

集中です

久しぶりですね

KMA曲技入賞者 左から3位三間、優勝山崎、2位桝田