2017年 KMA秋季スケール大会


全員集合! 画像をクリックすると拡大して御覧になれます。

 度重なる台風の襲来により開催が危ぶまれていたKMA秋季スケール大会でしたが前夜来の雨も上がり、快晴微風というコンディションのもと豊岡市立円山川運動公園公園特設会場で全国各地より約30余名が集結し、6分間の自由飛行の部と機体コンテストの部の2クラスが実施されました。

 6分間の自由飛行とは規定演技にこだわらず、各自が自由に操縦を楽しむものですが、大勢のギャラリーの前での飛行となると、精神的に高揚するときもあり思わぬ失敗を招くケースも少し見受けられました。

 昼食時は恒例の機体コンテストで参加機体50機をゼッケン順に並べて各自が5票の人気投票を実施しました。投票は選手のみならず、大会役員また見学者にも参加して頂き、投票で金賞(5名)銀賞(5名)銅賞(5名)を選出しました。また、KMAスケール委員が独自に選出したKMA賞1-3位も決定しました。選手から役員、見学者まで大会に携わって頂いた方、全員で大会を盛り上げて頂きました。

 さて参加機体についてですが、機体に完成度はどれも高く、各自の機体に対する思い入れが十分に感じ取れました。この大会は年々製作技術が向上しているように感じられました。ARF機(完成機)であっても独自の工夫が施されたものが多く、すべての機体が個性的で魅力あふれる機体に仕上がっていました。

 更にテトラ製、OK模型製、バルサUSA製、トップフライト製のキットより御自分が製作された機体が全体の6割以上を占め、もの作りの楽しさとそれを飛ばす喜びを満喫されているモデラ―が多数参加されていることに主催者として嬉しく思います。飛行面では穏やかな実機らしい操縦スタイルが定着しつつある様に感じられました。
今後はF4C規定の中にある水平八字、360度降下を日常飛行される時に組み込んで練習されることを望みます。

 来年の春季大会では自由飛行の部に加えて、スポーツマンクラス(飛行審査のみ)を開催する予定なのでそれを目標に練習を重ね、1人でも多くの方々にスケール機による楽しい競技を親しんで頂けたらと思っております。
なお、春季大会は2018年4月中旬予定です。


RESULET
KMA賞 1位 大友幸雄 フォッカーDr1
      2位 山下幸雄 瑞雲(水上機)
      3位 佐々木吉幸 MG19A MUSGER

金賞  大島義博 セスナ バードドッグ
     藤川正晟 零戦22型
     三原良一 ワコー
     高取 浩 エトリッヒ タウベ
     仲井昭裕 カーチス ジェニー

銀賞  吉田祐一 ムスタング P51D
     岡本修平 KA8B
     鈴木基弘 KA8B
     夜久晃明 フェアチャイルド

銅賞  車田幸治 パイパーカブJ3
     角岡憲次 スピットファイヤー
     平野和人 ビーバー
     高木秀紀 ベアーキャット
     安上幸志 ピッツ スペシャル

協賛各社 (敬称略)
小川精機株式会社
三和電子機器株式会社
株式会社テトラ
株式会社OK模型
有限会社エアクラフト
双葉電子工業株式会社
株式会社斎藤製作所
セメダイン株式会社
株式会社ジーフォース
クラフト・ケン(各種図面)

今回も以上の各社のご協賛により盛大に大会を開催することができました。
この紙面をお借りして、御礼申し上げます。 KMAスケール委員会一同

(文:KMA岡本順一スケール委員長)

当日の参加データはこちら(元データ提供:KMA岡本順一スケール委員長 表作成:KMA橋本実スケール委員)


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ここまでの写真はKMA高木秀紀スケール委員に提供いただきました。

以下の写真はKMA山本修造撮影です。
協賛社から頂いた品の数々
KMA賞1位は大友幸雄選手に
KMA賞受賞の皆さん
金賞受賞の皆さん
銀賞受賞の皆さん
銅賞受賞の皆さん