2018年 KMA秋のスケールフェスティバル


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 毎年恒例のスケール大会が、京都府福知山市大江町に9月に新しく開港された「KMA福知山鬼の里模型飛行場」で開催されました。

 由良川沿いに整備された新飛行場のネーミングにあるように、地元大江町は「鬼伝説の里」として知られる風光明媚な町です。地域住民の皆様のご理解とご協力のもと開港に漕ぎつけた経過を踏まえ、大会では、参加者の協力のもと、受信機バッテリーのチェックをはじめとしたフライト前の点検、助手や飛行管制員の配置に加え、すべての参加機の音量計測を行い、騒音や事故などによる周辺地域への迷惑の防止に努めました。

 滑走路は適度に刈り込まれた草地で、離着陸の難しいスケール機にとって好ましい状態です。今回は、新しい飛行場で初のスケール大会ということもあり、フライト審査を受けるコンテストクラスは設けず自由飛行のみとして、ゆっくり楽しく飛行場に馴染んでいただくことを最大の目的としました。11月3日土曜日から一泊二日の参加者も多く、3日、4日両日が微風であったことも幸いして、参加者は存分にスケールフライトを満喫していました。

 4日の昼休みには、思いを込めて製作されたスケール機を参加者、見学者により人気投票し、上位5名が表彰されました。結果は1位・仲井昭裕さん、2位・佐々木吉幸さん、3位・山下一郎さん、4位・上村一久さん、5位・岡本修平さん

 新飛行場開港にあたり大会直前まで飛行場の環境整備にご協力いただいた地域住民の皆様、ならびに豪華景品を提供いただいた協賛各社様にこの場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

(文、写真:KMAスケール委員 岡本康成)

当日の参加データはこちら(作成:KMAスケール委員 橋本実)


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広大な敷地と適度に刈り込まれ手入れされた滑走路の新飛行場 鈴木基弘氏の美しいミニモアはなんとフルスクラッチ!飛行も素晴らしいものであった。 上村一久氏のフォッカーDr.Tは極めて安定した飛行で、なんと十年以上も飛んでいる。
伊藤隆紹氏は、久々の新作SIG社のセスナ182で参加。実機感一杯に飛行した。 岡本康成氏の新作テキサンはお決まりのフルスクラッチ。軽快な飛行を見せていた。 芝山峰治氏のフルスクラッチYS-11とスカイロケット。バルサもエンジンも多く使う人。
山下一郎氏のフルスクラッチ富士T-1B。展示ブースには必ず質問者が訪れる。 お昼休みには恒例の人気投票が行われた。 閉会式でのお楽しみ抽選会では参加者全員に豪華景品が!
以下の写真はKMAスケール委員 橋本実、山本修造撮影(画像をクリックすると拡大して御覧になれます)