ＫＭＡオフロードグランプリ
４月９日、KBCUバギーランドにてKMAグランプリが開催された。先月とはうって変わり、夏場のような固くて乾ききったドライ路面で、グりップも悪くタイヤの消耗が早かった。
予選は、計測トラブルにより、午前中の３回分のデータが消失したため、午後から予選をやり直す事となった。相変わらず好調な吉田選手がＴＱを獲得、２位に宮澤選手、３位に的場選手となった。決勝レースＣメインは、森本選手がスタートでトップに立ち、徐々に２位以下を引き離して余裕のゴール。堅実に走った坂上選手が２位でゴールこの二人がＢメインヘと勝ちあがった。Ｂメインは、スタートを統麗に決めた阪本選手がトップに立つ、２位に就けていた金田選手が阪本選手のすぐ後ろまで迫ってくるが、あと一息の所でミスを犯し、また追いついてはミスを練り返すといった展開となった。結局金田選手が、コースアウトをした際に工ンストして、勝ち上がり圏内から脱落、その間に、阪本選手がトップでゴール。そして３位で走行していた高橋選手が２位に浮上し、この二名がＡメインヘ勝ち上がった。
注目のAメインは、ＴＱの吉田選手がスタートで上手く飛び出して、早くも逃げ切り体制に入った。２位以下が、コースの至る所で、転倒やスタックにより順位が度々入れ替わり、その間に、吉田選手が２位以下を引き離してトップでゴール。２位以下は宮澤、泥谷、北條の３選手により２位争いが繰り広げられ、順位が度々入れ替わった。その中で北條選手が他の選手がミスをしている隙に２位に浮上し、３位以下を徐々に引き離して２位でゴール。３位には宮澤選手と泥谷選手に絞られ、宮澤選手が泥谷選手を引き離していくが、終盤に泥谷選手の給油回数が１回分少なかった為、再び接戦になり、ファイナルラップで泥谷選手が最終コーナーで宮澤選手のインを突いたが、宮澤選手も引き下がらずにこれを上手くブロツクして宮澤選手が３位でゴール、泥谷選手は惜しくも４位となった。（レポート 藤田博久）
決勝リザルト
Ａメイン
１位 吉田一成 ２位 北條慎治 ３位 宮澤幸彦 ４位 泥谷厚生 ５位 阪本雅和 ６位 的場則之 ７位 高橋章文
Ｂメイン
１位 中村淳一 ２位 森本実 ３位 才木献二 ４位 金田誠 ５位 坂上初之助
Ｃメイン
１位 藤田博久 ２位 林敏雄 ３位 新谷幸彦 ４位 川合保
（写真左）レース前のひととき。マシンセッティングに真剣です。（写真中央）見事Ａメイン出場の７名。レース前にハイ、ポーズ。（写真右）予選レース。ドライバーも助手も共に真剣。
（写真左から）KBCUバギーランドの全景。左上のカンバンを目印に来て下さい。パノラマ画像はここをクリック。（左から２枚目）見事優勝を果たした、私が「キング」吉田です。（３枚目）２位入賞の北條選手。（右端）３位入賞の宮澤選手、この季節は花粉症で大変です。