平成11年度F3C日本選手権

 上記選手権が平成11年10月21日から24日にかけ、京都府伏見区のKMA飛行場で開催されました。

 21日は受付及び懇親会が行われ、42名の選手全員が受付を無事完了しました。

 翌22日、終日穏やかな天気の中、第1ラウンドが行われ、橋本学選手がトップ、続いて泉水和幸、国井伸也選手と続きました。

 23日は波乱の一日となりました。
 午前8時、スタート時の天候は曇り、上空での機体は少し見にくいものの選手にとっては演技のやりやすい気象条件と思われましたが、18番目スタートの泉水選手の静演技が終わり上空演技に移ったその時、気候が急変、強い前風となりました。泉水選手は何とか上空演技をこなし、この日のトップ得点を叩き出しましたが、橋本選手をはじめとして、後に続く選手は強風のため苦戦を強いられました。
 この結果、2ラウンド終了時点(2ラウンドの合計)では1位泉水、2位には強風のなか粘り強い演技を見せた国井選手、3位に橋本選手という順位になりました。

 24日、最終日。注目の泉水、橋本両選手が早い順番でのフライトとあって、KMA飛行場には朝早くから多くのギャラリーが集まりました。
 天候は快晴、前日の強風が嘘のように静まり、最高のフライトコンディションとなりました。
 こんな中、4番目スタートの泉水選手が完璧な演技を見せ、1人おいて橋本選手も世界チャンピオンの意地を見せての素晴らしい演技を行い、両選手の熱い戦いに会場は何とも言えない緊張感に包まれました。

 午後3時30分、全てのスケジュールを無事終了、泉水和幸選手が栄えある選手権者となり、2位には橋本 学、3位には国井伸也の各選手が入りました。

 以下、10位までの順位は次のとおりです。(敬称略、全参加選手42名)

4位 小林 稔、5位 高山裕志、6位 土橋幸広、7位 高柳和幸、8位 平川卓也、9位 川口直也、10位 池田哲郎



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晴れの入賞者。中央、選手権者泉水和幸、左、2位橋本 学、右、3位国井伸也



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(写真左)泉水選手(右端)、3ラウンド目のエンジン始動 (写真右)橋本選手の調整飛行(24日)



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(写真左)国井選手、騒音測定中(24日) (写真右)西日本初の開催とあって多くのギャラリーが詰めかけた。



21日から23日の模様

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(左)21日、宿舎での受付風景 (中)早朝の機体整備 (右)7時45分、送信機のパウンド



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(左)競技風景 (中)本部付近、23日昼前から強風。旗に注目。  (右)F3A成家選手も来場





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