年間予定では4月12日に開催予定でしたが、コロナ禍の影響で、まず5月31日に延期しましたが、それでも治まらず、9月6日に再延期しました。スタントの競技会は近隣県でもほぼ中止で、みなさんの待ち望んだ大会であったかと思います。
 午前中は検定会です。天候は晴れで、時折、太陽が雲に隠れます。ここは南南東を向いていますので、上のフレームを越えると、太陽の直撃を受けます。でも風は強くもなく、2,3mと飛ばしやすいくらいではなかったでしょうか。この飛行場の特徴は方向がよく変わるのですが、今回は選手に味方していました。参加者はエキスパート9名、プレマスターズ4名、マスターズ5名、スーパーマスターズ5名のエントリです。3名ほど事情があって、キャンセルとなりました。スーパーマスターズ以外で10名の合格者となりました。合格者の皆様、おめでとうございました。スーパーマスターズも0.5点足りなかった桝田選手はとても残念な顔をされていました。集計本部でも間違いがないかを再計算していましたからね。皆さん、練習時間がたっぷりあったのか、レベルが高い検定会でしたね。昼からの曲技大会は接戦になるだろと思いました。

 午後は曲技大会です。ジャッジは4名で、演技ごとの上下カットです。28名のエントリをいただき、3名のキャンセルでした。競技開始のころの風は、午前中より少し強くなったくらいでしたが、15時ごろに、風が強くなり始めました。6〜8mの前風に加えて、気流の乱れが加わってきました。林田選手のころには、飛ばしにくい風になっていました。それでも、風を読んで抑えていましたね。一番、割を食ったのが古本選手かと思います。風の変化が激しくなり、乱気流でスピンなど、アッという間にほぼ頭上まで来ましたし、着陸もやり直すくらいでしたから。どれほどひどい風だったか、彼をご存じの方はわかるかと思います。そんな中でも皆さんは果敢に離陸していきます。着陸は飛行場が広いと助かりますね。風を少しでも読み違えると、あっという間に寄せられます。そんな中、桝田選手は前風対応の見本のようなフライトを見せてくれました。さすがですね。
 結果は優勝は林田選手、準優勝は松田選手、三位に桑田選手となりました。入賞、おめでとうございました。桑田選手は進境著しですね。
大会の運営にご協力いただきました上田審査員、鈴木審査員、坂本審査員、松田審査員、中田審査員、加えて本部役員の山原様、藤本様、加藤様、中村様、ありがとうございました。御礼を申し上げます。

 次回は11月1日のクラブ対抗曲技大会です。皆さん、多くのチームを作って参加いただけますようにお願いいたします。

 【競技結果はこちらからご覧下さい】

 (写真:中村俊幸、神戸祥明  文:神戸祥明)

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続々と集まりはじめます

たくさんの参加者

テントのトンネルです

新ゼッケンと消毒液

受付はソーシャルディスタンス

開会式もソーシャルディスタンス

集計をありがとうございます

鈴木さんの目慣らし飛行

これだけ眩しいのです

検定会のスタート

検定会のジャッジ:眩しい

最後のエンジン機か

入念なエンジン調整

流鏑馬の調整

エンジン機の離陸

助手も眩しい

最新タイプ

流鏑馬はいりますね

SM検定の5人ジャッジ

フライトが気になりますね

待機の皆さん

待機でも眩しい

飛行機のトンネル

最新型ですぞ

見事なできばえ

休憩時間

広島から

広島組です

リラックスですね

ちょっとお疲れ

怪しいおじさん

曲技大会の4名ジャッジ

閉会式も距離を保って

優勝

準優勝

第3位

ジャッジから講評

入賞者の皆様