この時期にしては発生しない台風が発生し、八丈島を北上中でした。16日には温帯低気圧に変わりましたが、その余波の強い風が土曜日に、ここ福知山にも吹き荒れました。 翌日も心配されましたが、皆さんの強い願いが通じ、穏やかな無風状態の大会の朝を迎えました。天気も良くさわやかな大会のスタートです。 今日のエントリーは収まらないコロナの影響もあり、ダブルエントリーを含めて総勢27名の参加者です。 委員長の挨拶後、記念撮影を行い9時半、自由フライトからスタートしました。 10時半ごろには競技の部に移り、第一ラウンドの上位6名が午後からの決勝ラウンドに進みます。12時過ぎには競技も終了し食事休憩としましたが、参加者には参加機体の展示と投票が待ってます。全員が展示機を並び終え一旦食事、そして投票しました。結果は後ほど。 13時から競技の決勝ラウンドスタートです。今日のジャッジは中村氏と中尾氏が担当し、結果は優勝が疾風で参加の山下幸男氏、安定したフライトで高得点を得ました。2位は同点で並びましたが、くじ引きで2位がワコーで参加の三原良一氏,3位がセスナで参加の車田晴夫氏です、どちらもゆったりとしたスケールらしい飛行でした。 人気投票の結果、ゴールド賞はホーカー トムチットのドイル氏、彼は豪州生まれで日本に英語教師として来日、関西在住で阪神湾岸RC所属とのこと。入賞を大変喜んでおられました。シルバー賞はビーチクラフト ボナンザの脇田氏、ブロンズ賞はパイパー コマンチの片山氏で、いずれの機体も細かいところまで丁寧に作られた機体でした。委員長が選ぶ春の特別賞は神風号で参加の須原信介氏でした。皆さんおめでとうございました。 大会は15時過ぎに全てが無事終了し閉会式としました。 さて、年明けからの外出規制・密集規制などの影響で世の中の旅行・宿泊・飲食・イベント業界すべてが経済不況にあえいでいます。ラジコン業界も同様のためこの大会は協賛品の要請はしていません。委員長の挨拶で皆さんのご理解とご協力をお願いしました。 最後に今回も選手の皆さん、委員の皆さんのご協力で無事終了することができ、また備品類の後片づけも委員の方々のお力を借り早く終わることができました。 この場を借りて厚くお礼申し上げます。 (文と写真、参加データ表作成:KMAスケール委員 橋本 実) |
(当日の参加データはこちらからご覧頂けます) |