2022年 KMA春季スケール大会  於:KMA福知山鬼の里模型飛行場



 この時期にしては発生しない台風が発生し、八丈島を北上中でした。16日には温帯低気圧に変わりましたが、その余波の強い風が土曜日に、ここ福知山にも吹き荒れました。
翌日も心配されましたが、皆さんの強い願いが通じ、穏やかな無風状態の大会の朝を迎えました。天気も良くさわやかな大会のスタートです。
今日のエントリーは収まらないコロナの影響もあり、ダブルエントリーを含めて総勢27名の参加者です。

 委員長の挨拶後、記念撮影を行い9時半、自由フライトからスタートしました。
10時半ごろには競技の部に移り、第一ラウンドの上位6名が午後からの決勝ラウンドに進みます。12時過ぎには競技も終了し食事休憩としましたが、参加者には参加機体の展示と投票が待ってます。全員が展示機を並び終え一旦食事、そして投票しました。結果は後ほど。

 13時から競技の決勝ラウンドスタートです。今日のジャッジは中村氏と中尾氏が担当し、結果は優勝が疾風で参加の山下幸男氏、安定したフライトで高得点を得ました。2位は同点で並びましたが、くじ引きで2位がワコーで参加の三原良一氏,3位がセスナで参加の車田晴夫氏です、どちらもゆったりとしたスケールらしい飛行でした。

 人気投票の結果、ゴールド賞はホーカー トムチットのドイル氏、彼は豪州生まれで日本に英語教師として来日、関西在住で阪神湾岸RC所属とのこと。入賞を大変喜んでおられました。シルバー賞はビーチクラフト ボナンザの脇田氏、ブロンズ賞はパイパー コマンチの片山氏で、いずれの機体も細かいところまで丁寧に作られた機体でした。委員長が選ぶ春の特別賞は神風号で参加の須原信介氏でした。皆さんおめでとうございました。

 大会は15時過ぎに全てが無事終了し閉会式としました。

 さて、年明けからの外出規制・密集規制などの影響で世の中の旅行・宿泊・飲食・イベント業界すべてが経済不況にあえいでいます。ラジコン業界も同様のためこの大会は協賛品の要請はしていません。委員長の挨拶で皆さんのご理解とご協力をお願いしました。

 最後に今回も選手の皆さん、委員の皆さんのご協力で無事終了することができ、また備品類の後片づけも委員の方々のお力を借り早く終わることができました。
この場を借りて厚くお礼申し上げます。

(文と写真、参加データ表作成:KMAスケール委員 橋本 実)


 (当日の参加データはこちらからご覧頂けます

画像をクリックすると拡大して御覧になれます。


大会前の会場風景

大会前の会場風景

開会式 岡本委員長挨拶

久保委員による航空法登録制度の説明

山下幸男氏と瑞雲改

山下機 瑞雲タキシング開始

芝山氏とヘンシェルHs129

安上氏とタイガーモス

タイガーモスの離陸

山上氏とWACO YMF-5C

ドイル ジョン氏とカデット

片山氏とパイパー コマンチ

須原氏と神風号

神風号の離陸

角岡氏とワコーYMF-5C

中尾機スペースウォーカーのタキシング

芝山氏とC-130Hハーキュリーズ

芝山機離陸スタート

石原氏とピラタスPC-6 。トラの絵もグッド

石原機の離陸

片山氏とハインケルHe100

高木氏と零戦21型

 

小林氏とストレガ

 

佐藤氏とピラタス ターボポーター。
石原氏と同じトラのデザイン目立つ!

車田氏とセスナ182 スカイレーン

車田機の離陸

久保氏とD.H.チップマンク

山上機WACO YMF-5Cの離陸

脇田氏とビーチ アクロバットボナンザ

三原氏とワコー YMF-5C

三原機ワコー離陸

岡本委員長が中尾氏のRV-4のフライトへ

昼休み、展示機体の人気投票開始

投票の結果は?

人気の高かったホーカー トムティット

表彰式

競技の入賞者
左から2位三原氏優勝山下氏3位車田氏

人気投票左から
銀賞の脇田氏金賞のドイル氏銅賞の片山氏

春季特別賞の須原氏