2022年6月12日、第62回となる琵琶湖KMA R/C水上機大会をいつもの場所である滋賀県高島市の湖岸で開催しました。 前日の有志による草刈りによってゴルフグランドのようになった芝生に愛機を並べ、腰を下ろして準備万端と思いきや、昨夜からの強い風が一向におさまりません。 風速にして6〜7m/秒位?今日は無理かなと皆さん厳しい顔に・・。 とにかく強い風の影響で波が高く、水上機の最大の醍醐味である離水・着水が厳しいな〜、と役員もがっくりと心折れそうです。 そんな中、カシオペアの加藤さんによるテストフライトで、上空はそれほど風を強く感じないので離水さえできればフライトはOK、ただし湖面の波が荒いのでタッチアンドゴーなしの競技で進めて行きましょう、との提案があり、その方が良いと役員で合議し大会を始めることにしました。 エントリーは、当日の欠席もあって総勢18名。 8時過ぎに受付開始、8時半には島田委員長の挨拶、加藤氏による競技説明、タッチアンドゴーは上空での直線飛行に変更して競技しますと説明。 その後全員で記念撮影、念のため競技変更のデモ飛行を行い、一向におさまらない厳しい風の中での競技開始となりました。 競技は初級から始め、中級へと進みましたが、さすがに波によるエンスト・横転などトラブルも多く、救急ボートの出動が絶え間なし。 無事に帰りついたら、ボートの担当役員から拍手が出るほど? 最後にオープン級の自由フライトを実施、午前11時過ぎにはひととおりのフライトを終了しました。 参加者が少ない中、さらに棄権者も出るなど、この状況では寂しいですが仕方ありません。 その後、集計が終わるまでの時間を利用しての自由フライトを案内しましたがさすがこの状況ではに飛ばす人がいません。 そのうちお弁当が届きましたので昼食休憩としました。 いつもの大会ではこの時間、自由フライトで飛ばしてもらうのですが、やはりフライトする人はなく、バーベキュータイムに変えたチームも出てきました。 それほど強風に悩まされての一日でした。 午後1時過ぎには集計、表彰の準備が終わり表彰式を実施。 引き続き恒例の参加賞の抽選、そして最後に島田委員長の閉会挨拶。 その後、橋本水上機副委員長から「新航空法の施行で飛行条件が厳しくなりますが、9月の大会にもたくさんの参加をお待ちしています」、と伝えて大会を終了しました。 前日の草刈りから当日の競技運営などに携わって頂きましたKMA水上機委員の方々、そしてお手伝い頂いた選手の皆様、本当に有難うございました。 最後になりましたが、今回御協賛頂きました企業様にはこの場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます(順不動、敬称略)。 株式会社テトラ、カシオペア、小川精機株式会社、双葉電子工業株式会社、株式会社OK模型、株式会社マルク、株式会社斎藤製作所、三和電子機器株式会社 (文、写真、:KMA橋本実、データ取りまとめ:橋本、テトラ山原さん) |