KMAゴールデンエージ&オールドタイマー秋季大会 2023




KMAゴールデンエージ&オールドタイマー秋季大会 2023
11月12日
KMA福知山鬼の里模型飛行場

この大会が開催されて、もう何年目になるでしょうか。過去には竹林悟さん、長谷川克さん、菅原康文さんなど、ラジコン文化を牽引してきた方々と一緒に楽しんできた歴史があります。

しかし最近ではパンデミックの騒ぎや新航空法の対応に悩まされて参加者が減少しているようですが、今回も東は東京、石川、愛知、西は岡山、兵庫、大阪から17名の根っから模型飛行機好きのマニヤと1970年代までの懐かしい飛行機が集まって、当時のラジコン全盛期を楽しみことができました。

この大会の楽しさにはマニヤの力作とその飛行を見るだけでなく、製作や飛行技術の情報交換や、当時の懐かしい話に盛り上がる楽しみ方もあります。

一方、2分間マックスのタッチ&ゴー競技も行い、日ごろの腕を競いました。しかしこの時代の模型飛行機を知るマニヤも高齢化の波の中にあり、当時を知らないラジコンマニヤの方達にもこの分野の魅力を知っていただくと、きっと更にラジコン模型の奥深い楽しみ方が広がることと思います。

先人の残した文化を知ることも新しいかもしれません、気楽に次回の参加を検討されてはいかがでしょうか。

写真&文:ヴィンテージ委員会副委員長 中村俊幸

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1.ここは交通の利便性が魅力、当日は寒さと小雨が危ぶまれたが、何とか天気はもってくれて参加者の協力の元、安全に終了することが出来た。

2.伊藤隆浩委員が受付の準備を進める。準備が整ったら受付では参加費集金とゼッケンの配布、参加者の確認がなされて終了する。参加者はこの間に機体の組立準備に忙しい。

3.宇野委員長から大会開催に伴う挨拶と注意事項の説明がなされました。宇野さんは模型エンジンのマニヤでエンジン展示も時々おこなう。この大会は毎年春と秋に開催されます。これからもこの大会の応援を
よろしくお願いします。

4.開会式の一コマ その1

5.開会式の一コマ その2

6.開会式の一コマ その3

7.東京から参加の佐藤哲司委員は取材や本部テントからのBGM演出、おしゃべりと忙しく駆け回っていた。帰宅後は当大会のラジコン技術誌への原稿製作に
かかる予定、いつもの毒舌生記事が楽しみだ。

8.この大会初参加の大阪の西節夫さんのデボネアスマイルとアストロフォッグ改を囲む参加者、みごとな絹張仕上げの方法を話し合っている。具体的な情報を
得る機会であった。

9.兵庫の芝山峰治さんのリトルホークとスモッグホッグ70%。 ポケットに手を入れて、それを眺める二人の話を奥から聞い ては何やら笑い顔になっている芝山さん。果たしてなんだっ たのか?「多発機好きなのに、エンジンが1つしか載ってない よ?」

10.兵庫の嶋田明さんのアストロホッグはアメリカSIGのキット から製作。OS-FS70搭載は余裕のパワーで飛行していた。 他にCOX- 01アストロホッグも準備している。最近は超小型化 がどうやら流行っている
ようである。

11.兵庫の平林和浩さんは趣ある小型模型飛行機が好み、今回は黄色の絹張に仕上げたポンコツ号ジローとアトラスポニーで参加。ジローはヒロボー製レプリカキットから製作。ロングノーズにリメイクされた
せいか、テールに錘で重心調整したそうである。

12.大阪の西節夫さんがデボネアスマイルを整備中。OS-MAX60エンジンは初期型の珍しいもの、マフラーも自作した膨張室を取り付けて快調に飛行した。機体は20年前に制作したものだが、素晴らしい塗装技術がそれを感じさせない。

13.兵庫の大久保憲明さんは館林さん設計のシングル機、ヤングフォークとヤングサンダーにエレベータ装備にしたスクラッチビルド機で参加。
カラーデザインのセンスが当時の模型感を漂わせる。

14.岡山から参加の高野真一さんはゴールデンAにトップダウ、オールドTにブルックリンダッジャーで参加。ダッジャーは重心合わせにノーズ側に250gの錘と積んだそうだ。しかしゆったりした飛行ぶりは
素晴らしかった。

15.大阪の鈴木基弘さんは普段はグライダー専門だが、この分野 を電動化して楽しむファンである。今回は新作のリル・ミス テリーとお気に入りのミス・アメリカ縮小版で参加。

16.兵庫の岡本修平さんは車のトランクを作業場にしてバッテリー充電中。当日は競技よりも100gアンダーのグライダーの飛行に熱中、次回は新作機を準備しての参加を楽しみにしてますよ。

17.大阪の伊藤隆浩さんは共にスクラッチビルドしたパイロット クラウン300とヒノデペガサスを飛行。
アストロフォッグは 予備機として準備していた。

18.兵庫の岡本順一さん(右)はスケール分野で活躍の角岡憲次さん(大阪)を誘っての参加。角岡さんは
名機オリオンで参加、ゴールデンエイジでは
初参加3位を獲得した。

19.中村のパイロットエース300とラジコン技術今年10月号の製作記事で紹介したシングル機ファーストステップ号。3回連続ループ、3回連続ロールなどの飛行は、誰もエレベータの無い飛行だと気が付いた人は
いなかったようだ。

20.飛行は3人同時飛行が認められたが、必ず助手をつけて声を 掛け合うルールである。「着陸します」~「はいどうぞ、 逃げる準備は出来てます!」と和気
あいあいで和やかな 雰囲気がこの大会らしい。

21.佐藤哲司さんのレトロッピー号にはマミヤ29が搭載。オオギセールプレーンの改造版であるように見られる。エンジンにもゴールデンエイジを拘る事もこの大会ならでは。水平垂直尾翼を一体化して取り外し式にしている。

22.操縦者の後方では次の飛行準備を行う待機場となる。操縦は岡山の片山善孝さん(右)とカーボーイハットでお洒落に決める角岡憲次さん。送信機を持つ姿にも人それぞれに特徴が見られますね。

23.飛行待機をする嶋田明さんのサンダータイガー07を搭載したヤングサンダー縮小機。揚力不足で苦労した結果、前縁スラットを設けている。小型化するほど飛行は難しい、図面縮小機にはそれなりのノウハウが
必要である。

24.伊藤隆浩さんがヒノデペガサスの飛行体制に入る。ペガサスはシリーズ化されたが、この機は初期型である。中央でヤングサンダーを持つ大久保憲明さんと岡本順一さんとのショットは当時のラジコン技術誌の
表紙を飾る少年たちをイメージさせられる。

25.愛知の小木進さんのリトルホークにはスーパータイガーG20-23が搭載。キャブレターはエンヤが組み込まれている。館林さん設計唯一のスタント機として今も人気の機体である。

26.愛知の小木進さんがスコーピオンのサイトウFA40エンジンを始動する。絹張ドープで美しく仕上げられた楕円翼が特徴的。オンボード送信機を手で持って
操縦するのも特徴かな?

27.岡本順一さんのスクラッチビルド機の名前は果たして何か?主翼は日の出ペガサス、尾翼はカブ
マスター、胴体は?とどうやら合体機のようだ。
こんな楽しみ方もいいか!

28.石川県の本田篤二さん製作の15クラス富士とロビン。共に バルサ巻胴で素晴らしい仕上げである。それもそう、過去に 沖さんの飛行機製作をされていた方、製作技術を伺うことも いい機会である、
機会あればお尋ねください。

29.オールドタイマー部門タッチ&ゴー競技の入賞者、左から2位 の小木進さん、1位の本多篤二さん、
3位の高野真一さん。 おめでとうございます。

30.ゴールデンエイジ部門タッチ&ゴー競技の入賞者、左から2位芝山峰治さん、1位鈴木基弘さん、
3位角岡憲次さん。おめでとうございます。

31.大会初参加の西節夫さんには、ベストモデル賞が与えられた。手には佐藤委員製作の記念プレートが。縁が無いと思っていた大会だが、これを期にまた参加したいと満面の笑顔で語っていた。

32.すっかりおなじみになってKMA記念メダル、次回は2024年春の予定です。次回はテーマなどを決めて少しでも楽しい企画にしていきたいと思っています。
とても気楽で交流を大切にする大会です。当時を知る方は初心を思い出してウキウキに、知らない方は新しい挑戦にドキドキに。是非今から準備して
ご参加ください。