今年は1997年以前にあった11チーム(44名)の参加です。小生の記憶では最高が14チームだったことを覚えています。おそらく1995年前後ではないかと思います。昨年は21年ぶりの10チームとなり、今年はコロナ禍もあり、更新は無理かなと思っていましたが、みなさんのおかげで、目標を越えることができました。感謝感謝です。加えて、米子・テージャスチームが中四国から参加していただきました。遠くからありがとうございました。また、中部からの助っ人の方にも感謝です。ぜひ来年は中部からのチームの参加を期待しています。こうして多くの皆様に参加いただけますのも、立派な飛行場を手当ていただきましたKMA役員の皆様、並びに大変な整備をしていただいているクラブ員の皆様には感謝いたします。 この飛行場は霧のメッカですので、昨年のように濃い霧によって開始が遅れると、44名のフライトはむずかしい状況になります。案の定、早朝に到着しますと、飛行場の周辺のみが霧に包まれていました。これは遅れるなと思って、開会式だけでもと行っていると、見る見るうちに晴れていき、ホンの10分ほどの出来事でした。みんなの祈りが届いたのか、予定の8時30分に競技を開始でき、全演技をフライトしていただけました。カットしなくて済んでよかったです。 フライト順はくじ引きです。この飛行場は出番による運不運があります。なんせ天気がころころと変わり、数時間で青空一色なったり、雲が出たり、風も変化します。右前から吹くと、水平飛行もままならない状態になります。山の中の特徴です。でも今年はおおきな変化もなく、一日中、おおむね同条件だったと思います。 また16時には終えないと、陽が山に沈みかけますので、前フライヤや接地するとすぐ、次フライヤに滑走路へ飛行機を運んでいただき、時間を短縮しました。皆さんの協力をいただいたおかげで、見事に予定より早く終了出来ました。もし、もう1チーム増えても運営できることを確認できたのも成果でした。 競技はラウンド毎の千分率です。昨年からのルールで、皆さんから好評をいただいており、フライト順が順位を決める一つの作戦になっています。1000点を獲得したフライヤの素点により、素点以上の差になったり、反対に差が小さくなったりします。第一フライヤでは紀乃国Aが1000点を獲得、第二フライヤでは鬼の里が1000点を獲得。この時点で紀乃国Aが約30点リードしています。ここで昼休憩で午後からの展開が楽しみです。そして第三フライヤで状況が大きく変わりました。鬼の里が1000点をとり、紀乃国Aに約150点の差をつけたのです。ここで、順位が入れ替わります。第四フライヤでも鬼の里が1000点を獲得し、逃げ切りました。今年も昨年同様、混戦となり、優勝は鬼の里ラジコンクラブ、準優勝は紀之国フライングクラブ・A、3位にスカイグランドフライングクラブとなりました。上位は昨年と同じですが、順位が入れ替わりました。会場ではみなさん、プレッシャーの掛け合いや情報交換などあり、楽しい競技会の雰囲気でした。 競技会の推進にご協力をいただきました山原様、藤本様、加藤様、中村様、および審査をいだたきました上田様、鈴木様、中田様には御礼を申し上げます。 来年は12チームを目指していきたいと思いますので、皆様のご参加をお待ちしております。 文:KMA曲技委員長 神戸祥明 写真:神戸祥明、中村俊幸 |
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