第60回目となる恒例のKMA琵琶湖R/C水上機大会が、7月25日に滋賀県高島市の琵琶湖西岸で開催されました。当初6月の予定がコロナ感染拡大と緊急事態宣言が近畿2府1県に出されたため延期し、宣言解除後のこの日の開催となりました。 例年通り前日から大会会場に入った委員の皆さんがきれいに草刈・整備した会場で、気持ちの良いスタートです。早朝、6時過ぎには各選手達が集まり始め7時過ぎには、ほぼ8割がた集まられたようです。遠くは岡山県、愛知県の方からも参加されてます。 気になる湖面は、朝まで沖から寄せる波が強く、今日は厳しいスタートかな?と心配の選手たち、ところが太陽が雲の合間に顔を出し始めると、湖面の波も少しづつ穏やかになってきました。どこからともなく、ベストコンディションだ!との気勢も聞こえてきました。不思議です!皆さんの願いが・今は? 穏やかな湖面でのスタートとなりそうです。受付は今や恒例のマスク着用、手の消毒、間隔を取ってのエントリー登録、ゼッケン渡しと進めていました。 8時前にはほぼ全員が揃い、少し早いですが島田委員長の開会宣言からスタート、続いてKMA橋本会長より、コロナ禍での大会ですが感染対策に留意のうえ、併せて熱中症にも十分注意され、安全に競技を楽しんで下さいとの挨拶がありました。引き続き、カシオペア加藤氏より競技説明がありました。この後、全員での記念撮影を行った後、初級演技のデモ飛行を加藤氏のフライト、KMA神戸曲技委員長の解説で実施、演技順番とポイントを説明した後いよいよスタートです。 今回の参加者は初級3名、オープン級10名、中級13名とダブルエントリーも含め、のべ26名参加の大会となりました。湖面は穏やかで風も微風と本当にベストコンディションです。ただ、朝から強い日差しが照り付け、数分間の競技とは言え各自暑さ対策を忘れずにとるように委員長が重ねて注意し競技開始です。 密になる集合写真はマスクを着けてもらいましたが、個人写真はソーシャルディスタンスで十分距離を取りマスクなしでの撮影を行い、演技中中も暑さ対策としてマスクなしもOKとしました。それが正解です。立っているだけで短い演技時間でも額から汗が噴き出てきます。 競技は順調に進み、中級の前には初級同様のデモ飛行を行い、競技進行、12時半に中級の半数まで終わり一旦食事休憩としました。13時頃から引き続き中級の部を再開、次に初級の第2ラウンドと進み、14時前に全競技が終了しました。 採点の集計と記念写真の処理のため、しばらく自由飛行を行ってもらい、さらに集計処理が長引いたため、協賛各社様の品物を、お楽しみ抽選会として実施しました。さらにスタッフ提供のオークションなどを行い、集計が出た所で、表彰と閉会式に移り、島田委員長が「暑い中無事安全に競技を終え、皆さんに感謝します。これで終わりますが、帰宅の道中、運転にくれぐれも気を付けてお帰りくさい!9月の大会でまたお会いしましょう!」と挨拶してお開きとなりました。 暑い中、お手伝い頂いた選手の皆様、水上機委員の皆様、本当に有難うございました。 最後になりましたが、今回御協賛頂きました会社様は以下の通りです。(順不動、敬称略) 株式会社テトラ、カシオペア、双葉電子工業株式会社、三和電子機器株式会社、株式会社OK模型、株式会社マルク、ムサシノ模型飛行機研究所 また、田井康郎様より金一封、有志の皆様よりオークション品の売り上げをKMAにご寄付頂きました。 この場をお借りしまして厚くお礼を申し上げます。 (文、写真、:KMA橋本実、データ取りまとめ:テトラ山原さん、山際さん) |