今年の最後になる大会です。日の入りも一年で一番早くなる時期ですから、できるだけ早く終了しないといけません。加えて南向きの飛行場で太陽が低くなりので、天気がいいと、かなりまぶしい条件でのフライトになります。眼鏡や流鏑馬の活用で皆さん頑張ってくれました。朝は予想通りの霧です。真上の方は晴れていたので、9時ごろには晴れるかなと。予想通り9時には目慣らし飛行を行いました。

 今年は20名の参加で、例年の人数ですが、運営側としたら、25名くらいの参加が欲しいところです。また、来年の課題ですね。競技内容は午前中はF3A(P21)を行い、午後からはJRAのスポーツマン演技です。飛行技術の基本から応用までのトータルで競い合いました。F3Aでは2人ジャッジで1200点満点。スポーツマン演技ではジャッジ一人の満点が250点ですので、5人のジャッジとして、1250点満点と同等のウエイトとしました。狙いはスポーツマンでの逆転があれば面白いなあーと、委員長の企みでした。

 スタートから終了まで、太陽の位置以外はほぼ同じ条件で、風も弱くていい条件でした。実力を発揮していただいたと思っています。結果、優勝は林田選手、準優勝は桑田選手、第三位が中村選手でした。林田選手は全ラウンドトップで完全優勝でした。P21では2番手が桝田選手、3番手が桑田選手でしたが、スポーツマン演技で桑田選手が逆転しました。中村選手はP21では10番手でしたが、スポーツマン演技で逆転して表彰台となりました。お見事でした。特に着陸は皆さんをうならせるだけのものがありました。企みが成功しました。

 でも皆さん、基本となるスポーツマン演技が上手で、思ったより高得点になり、スポーツマン演技のウエイトが結果として高くなってしまいました。さて来年はどうするか?悩むところですね。皆さんP21を演技するわけだから、当たり前で、基本ができているということですね。

 ジャッジの講評の中で、スポーツマン演技での着陸には苦いコメントが多かったですね。フライトのスムーズさや、等速性など70クラス所以の難しさがある中、桑田選手の飛びは評価されていました。また、調整が甘い機体が見受けられるとの指摘もありました。反省ですね。

 大会の運営に協力をいただきました上田審査員、鈴木審査員、加藤審査員、羽根田審査員、林田審査員、並びに集計などを担当いただきました山原役員、藤本役員には御礼申し上げます。

 文:KMA RC曲技委員長 神戸祥明

当日の結果はこちらをご覧ください
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大会の準備です。霧だー

予想通りの霧

飛行場が広いからいるかな

霧が晴れ始める

いつもご苦労様です

目慣らしのスタート

かなり眩しい

眩しさが伝わるかな

眩しすぎですね

審査員空ちゃん

ジャッジも流鏑馬を使って

流鏑馬の調整 大事です

もう少し手前に

さあ!スタート

かげったぞ!チャンスだ

気になるなあ

飛行機談義かな

チョビット緊張かな

助手も団扇で流鏑馬

流行っています

これってすごいです

5人ジャッジ 贅沢です

入賞者の皆さん