ラジコン模型飛行機(小型無人航空機)の
安全関係法令

 KMA会員ならびにラジコン愛好家の皆様へ
 私たちラジコンマニアはホビーとして長年ラジコン模型を楽しむとともにその安全運用に努めてきました。
しかしながらドローンの急激な普及に伴い多くの問題が発生し、2015年の改正航空法によって私たちのラジコン模型もドローン同様「無人航空機」として航空法適用の対象となり、飛行、運用に際しては一般航空機同様に法令を守る義務が生じました。
会員の皆様はラジコン模型を楽しむには航空法、その他の法令を遵守する大きな責任と義務がある事を、今一度強く認識していただきますようお願い致します。
 また、令和4年(2022年)より無人航空機の登録制度が創設される予定で、飛行許可の有無にかかわらず100g以上(現行法では200g以上)の無人航空機に適用されると言うことです。
いま伝えられているその主な内容は
 (ア) 全ての無人航空機は登録しないと飛行できない(違反すれば1年以下の懲役または50万円以下の罰金)
 (イ) 登録記号を機体に表示すること(違反すれば50万円以下の罰金)
 (ウ) 機体の登録や登録記号の表示は所有者が行うこと、などです。

 刻々と変化するラジコン模型を取り巻く状況を皆さんに正しく把握して頂くため、KMAでは各方面からの情報をこの頁でご紹介し、皆様と共有して行きたいと考えています。
 皆様方にはラジコン模型を社会的に認められたホビーとしてこれからも長く存続させるため、安全と法令の遵守を最優先に行動して頂きたいと重ねてお願い申し上げます。
2021年4月                  
         
一般社団法人 関西模型クラブ連合会  
理事長 橋本善之  


 ☆ニュース (期限切れなど不要な情報は随時削除しています)
 
NEW
(重要)・2021年12月17日 無人航空機の登録義務化について
         無人航空機の登録制度が2022年6月20日から施行されます。
         この法改正は100g以上のドローン・ラジコン機などの無人航空機全てに適用される事となり
         施行後は登録されていない無人航空機を飛行させる事は出来なくなります。
         (但し地上/水上を走行して飛行しないラジコンボートやラジコンカーは関係ありません)
         こちらの国土交通省の無人航空機ポータルサイトで情報をご確認下さい。

 ・2021年6月1日 無人航空機の飛行禁止空域の追加について(国土交通省)
         1. 令和3年(2021年)6月1日以降、警察、消防活動等緊急用務を行うための航空機の飛行が想定される場合に、
         無人航空機の飛行を原則禁止する空域(緊急用務空域)が指定されることになりました。
         2. 無人航空機を飛行させる者は、飛行開始前に、飛行させる空域が緊急用務空域に該当するか否か
          確認することが義務付けられます。〜捜索、救助等活動のためドローンの飛行が禁止される場合があります〜
         3. 空港等の周辺、150m以上の空域、人口集中地区(DID)上空の飛行許可(包括許可含む。)があっても、
         緊急用務空域
を飛行させることはできません。
         4. 詳細な内容を以下のリンクからご確認下さい。
          ・緊急用務空域詳細についてはこちら(国土交通省のHP にiリンク)
          ・緊急用務空域の設定に関するQ&Aはこちら(国土交通省のHP にリンク

 ・2021年4月 日本ラジコン電波安全協会よりクラブ登録のお願い
         登録クラブには責任者宛てに、安全運用や最近のラジコンに関する法令等の資料を送付してもらえます。
         登録はこちらから→日本ラジコン電波安全協会>ラジコンクラブの登録
         (参考)2021年3月にKMAに届いた資料
         1. 資料送付案内
         2. ドローンテキスト法令編(61MB:データ量が多いです)
           45,46ページにR4年から施行予定の無人航空機の登録制に関する概要があります。ぜひ知っておいてください。
         3. 警視庁リーフレット(1.3MB)
           飛行に関する法令について凝縮された情報です。厳守してください。違反すると刑罰を受けることになります。
         4. 無人航空機飛行マニュアル(7.5MB)

 ・2021年4月 関西電力送配電より、電線への接触事故に関する注意とお願いがありました・・・関西電力送配電からのお願い

 ・2021年2月 KMAからの案内・・・FISS 飛行情報共有システムへの入力について
         実機との事故等を未然に防ぐため、飛行の際は必ず情報の入力をお願いします。
         ・ドローン情報基盤システム(飛行情報共有機能)(国土交通省)
          入力の方法は下の「☆関係資料」の項にあります

 ・2020年11月 ラジコンインストラクター指導技術講習会資料(京都)の資料を掲載しました
         ・改正航空法、小型無人機等飛行禁止法(警察庁等)、電波法の最新情報、運用関係の情報があります

 ☆関係資料(KMA作成)
 FISS ドローン情報基板システム投入ガイド  1. 新規登録・入力編  2. 飛行計画をコピーして日付を変えて登録する方法

 安全対策指示事項   1. 最低限の安全対策  2. 安全点検項目
 ☆関連省庁・団体へのリンク
 ・国土交通省・・・無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルールはこちらからご覧下さい
          ドローン情報基盤システム(FISS 飛行情報共有機能)

 ・日本ラジコン電波安全協会・・・航空法申請のひな形、模型飛行士登録、安全協会認定プロポ一覧など

 ・日本ラジコン模型工業会・・・ラジコン模型に関するイベント情報・安全情報や航空法関連の情報など
 
 ・日本模型航空連盟


 

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